《11月のトレード成績》
ユーロドル 2勝1敗 39.4pips
ドル円   トレードなし

《2017年の年間成績》
ユーロドル 15勝11敗 197.7pips
ドル円   8勝10敗  76.9pips   

《長期投資》
ソフトバンクグループ 4598円   770株
ヤフー         415円  1500株
(11月末時点の含み益・391万)


FX

満足のいく成績には程遠いものの、11月も一応勝てたので、最低限の結果は残す事が出来ました。

ただ、トレード内容がなんだか不完全燃焼だったので、悔しい気持ちの方が強いんですよね。


このブログの読者の方はご存知のとおり、私は10月からエントリーとリミットの指値を、外為どっとコムがメール配信で提供してる値よりも5pips手前に移動したんですが、その積極策が功を奏して、10月は幸運に恵まれたんです。

ところが、11月は一転して、『移動した指値の、さらに1~2pips手前で反転する』という不運が2度も起こりましたからね。


ただ、この逃がした魚が50pipsくらいのビッグトレードだったら怒り狂ってる所だけど(笑)、もしエントリー出来てても、獲得出来たのは15pipsと9pipsだったので、精神的ダメージがそんなに大きくなかった事は不幸中の幸いでした。

というかFXをやってる限り、『エントリーの直前で反転するとか、ストップを付けた直後に反転する』という不運からは絶対に逃れられないので、こういう目に遭った時は割り切るしかないですからね。

相場の世界には、完璧なエントリーポイントやストップは存在しませんから。


FX業界は詐欺師で溢れ返ってるので、テクニカルや検証といった言葉がまるで神のように崇められてるけど、でも実際には、小手先のテクニックは大した違いを生まないんです。

だから、相場の世界で勝ち続けるには、やっぱりファンダメンタルズの比較で(特に金融政策の方向性)、通貨間の強弱を見極める事が重要なんです。

長い目で見れば幸運と不運は必ず標準化されるので、その強弱の見極めに多少なりともエッジが利いてれば、必ず利益を出せるんですから。


まあとにかく、一時期の超絶不振を脱せた事は素直に嬉しいけど、ただ、年間トータルで考えると、相変わらず悲惨な状況です。

私は、月20万×12ヶ月=240万を1年間の生活費の目安にしてるんですが、11月末時点で、その約半分のペースでしか稼げてませんからね。

だから、このまま貯金を切り崩すことを強いられると相当生活が厳しくなるし、それどころか、もしFXのレバレッジが10倍まで引き下げられたら、2通貨ペアで同時にポジションを持つ事すらも危うくなるので、なんとか盛り返さないといけません。


為替相場

11月の為替相場は、リスクオフになる局面があった上に、米国の金融政策の方向性が少し上下に揺れたので、ひとことでは言い表せない複雑な展開になりましたね。

月の出だしは、緩和真っ只中の円と、10月のECB理事会で緩慢な引き締めペースが示唆されたユーロに対して、順調な利上げ継続が見込まれるドルとの金融政策の違いを反映して、ドル高に推移したんです。


ところが、世界的に高値を更新し続ける株式市場を警戒してか、その後リスクオフが起こったので、それまで堅調だったドル円は下落に転じ、軟調だったユーロドルは反発しました。

リスクオフになるとポジションの巻き戻しが起こるので、それまで買われていた通貨は、必然的に売られますから。

そして、リスクオフの影響でドルが弱ってた所に、タイミング良くハト派的なFOMC議事録が公開されて、ドル安をさらに後押ししたんですが、でも、その後も小さな乱高下を繰り返すだけで方向感は出なかったので、スイングトレーダーにとっては厄介だったかもしれませんね。


結局の所、米・欧・日のいずれも、金融政策の方向性に大きな変化がないので、ユーロドルもドル円もトレンドが出にくいんです。

黒田総裁のリバーサルレート発言なんかは目新しかったから、円高に振れる局面もあったけど、でもだからといって、日銀が近い将来出口戦略を模索する事は非現実的なので、持続可能性のある材料には成り得ないですから。

だから、どこかが金融政策で突き抜けるまでは、ユーロドル・ドル円共に、『大局で見れば所詮レンジ』という展開が続くと思います。


そして最後に、最近市場でよく話題に上る、ドイツの政治情勢に関してなんですが、この問題は、ハッキリ言って私は全く気にしてません。

今のユーロ圏経済は堅調なので、ドイツの政治混乱がトレンドに繋がるとは考えにくいですから。


もちろん、メルケルが追い込まれるような事になれば、短期的には為替相場に多少乱高下をもたらすだろうし、そのせいで不運に遭う事があるかもしれません。

でも、ポンドのフラッシュ・クラッシュみたいなのが起こる事は絶対にないので、以前、トレードするなと警鐘を鳴らしたポンドとは違って、ユーロはいつも通りストップをキッチリ入れてトレードしてれば問題ないと思います。

私はスイスフランショックを的確に予測した男だし、政治リスクについて、誰よりも注意を促してきた私が言うんだから、まあ大丈夫でしょう(笑)


長期投資

数ヶ月に渡って日米の投資家をヤキモキさせてきた、スプリントとTモバイルの統合交渉ですが、ついに正式に破談が発表されました。

『スプリントは売るべきではない』と一貫して主張してきた私にとっては、この結末は大歓迎なんですが、ただ、市場からは相変わらず、『スプリントは単独では厳しい』と思われてるので、この破談を機にソフトバンクの株価は急落してしまいました。


ただ、破談だけならこんなに下がる事はなかったし、大きく売り込まれた要因は、先月行われた決算説明会での孫さんの態度振舞いでしょうね。

『私の誇りにかけて、私のプライドにかけてスプリントを必ず改善してみせる』とまで言っておきながら、裏では売却しようとしてたのは、完全に投資家に対する背任行為なので、市場からの信頼を失って当然ですから。

しかも孫さんは、『』スプリントは長期的にはかけがえのない資産になる』の一点張りで、計画通りにスプリントが改善しなかった理由や、今後の具体的な対策にも全く触れなかったし、曖昧な発言に終始しましたからね。


だから、一度失った信頼は取り戻すのに時間がかかるので、10月に付けた高値・10550円を更新するのは当分難しいと思います。

2015年8月に改善宣言をして以降、孫さんはずっと強気の姿勢を崩さなかったのに、ところがついに、『3~4年は苦しい戦いになる』と認めるざるを得ないくらいスプリントは厳しいみたいだし、それに、去年3.3兆円で買収したアームは先行投資の真っ只中なので、まだ業績には貢献してくれないですから。

もちろん、地合いにも左右されるので、市場がこのまま落ち着いてくれれば、アリババ株の含み益を評価されて、再度上値を試す可能性もあるんですが。


まあ、ソフトバンクはまだ20年以上持つので、すぐに上がらなくても構わないんですが、ただ、せっかく一度突破した1万円の壁を、また下回った事がちょっと残念なんですよね。

私は長期の投資家だから目先の変動には一喜一憂しないんですが、でもそうは言っても、株価が1万を超えると5円単位で動くようになるので、その5円単位の値動きを見るのは、なんだかエキサイティングでしたから(笑)

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難しい。
損大利小になってしまいます(>ω<。)

よく23時~2時くらいに急激に相場が動くのは何なんですか?損切りの連発で心が折れます(×_×)

Re: タイトルなし

最近は23~2時に乱高下っぽくなる事が多いかもしれませんが、別にこの時間帯が特にそうなるというわけではありません。
基本的に為替相場は、ロンドン時間以降、値幅が大きくなりますから。

損切りの連発で心が折れると仰るのであれば、一旦トレードを休むべきではないでしょうか。

難しいのは当たり前です。
相場の世界に参加してる人達は、みんな命懸けでやってるんですから。

片手間で勝てると思っておられるのなら大間違いです。
今の軽い気持ちのままで続けてたら、あっという間に全財産を失いますよ。

No title

仮想通貨界隈がすごい盛り上がりですが、
しがないさんはトレード対象としてどうお考えですか?
日次損益1000万越えとかも複数人出ていて、
しかも初心者ばかりのようです。
個人的には先物が始まって値動きが複雑になれば
フルボッコにされると予想していますが…。

Re: No title

ラグドールさん、こんばんは。

仮想通貨の盛り上がり方はホント凄まじいですよね。

ただ、仮想通貨について私はちゃんと勉強した事がないので、語れるほどの知識や見解を持ち合わせてないんです。

なので、逆に私がお聞きしたいくらいですし(笑)、今後も手掛ける予定はありません。
仮想通貨は、ファンダメンタルズという要素がないに等しいので、怖くてトレードする気にならないですから。

ただ、ひとつだけ確かなのは、永遠に上がり続けるものはないので、今浮かれてる人達の99%以上は、いずれ悲惨な末路を辿るという事ですね。

結局の所、この世の中には、簡単に儲けられる金融商品は存在しないですから。

ラグドールさんも、「もしかしてビットコインって簡単なんじゃないか?」という想いに駆られてるのではないでしょうか。

でも相場の世界では、一時的に勝つことよりも、勝ち続けることの方が大事なので、これを踏まえた上で判断をして下さい。

No title

ボラのある一方的な値動きなら簡単だったのでは…
という思いはありますね。。

でも確かに、一時的な勝ちよりも、勝ち続けること
おっしゃる通りです。
継続していけることの方が遥かに重要ですよね。

しがないさんは専業だけあって、さすがですね。
どっしりしているというか。

私なんか少し違う通貨で大きい値動きがあると、
見逃したっと焦燥感にかられますが、
これからは正気の沙汰を心掛けて、生き残っていきたいです。

記事の更新、楽しみにしています。

Re: No title

これくらい強いトレンドが出ると、簡単そうだなってつい考えてしまいますよね。

私も今でこそ惑わされなくなりましたけど、昔は通貨ペアもよく代えてましたし、稼ぎやすいものを求めてあっちこっちフラフラしてましたから(笑)

ただ、トレンドが出てるものに次々乗りかえていくのは、ある意味トレーダーの理想の姿なんですよね。

でも、私はトレードの才能が決定的に欠如してるから、そういう事をやって勝ち続けるのは不可能なので、今みたいなどっしりしたスタイルにならざるを得なかったんです。

ラグドールさんは、大きい動きを逃すと焦燥感に駆られてしまうとの事ですが、でも逆に考えると、安易に飛び付かない冷静さを持ち合わせてるという事ですし、自分なりのスタイルを確立していけるといいですね。

楽しみにして下さってありがとうございます。

お役に立てるように頑張ります。

ビットコインについて

私は兼業でFXやってます。
周りの同僚もみんなFXが勝てないからとかいって、ビットコインにいってるんですよねー(笑)
含み益が1000万までいった!とかって自慢してるのはいいけど、もちろん損切り注文何て入れてないので、忠告したんですけど聞く耳持たず(笑)
しがないさん99%と控えめにいってますが、僕は99.99%破産すると思ってます(笑)
まぁ流行りとか、宣伝され始めて、盛り上がった来たときにはもう時すでに遅しなんですよね。
FXもトレンドがでたーって思ったらもう終わってることの方が多いですから。
そういうひとは相場の洗礼をうけるしかないでしょうから、放置しかないので、放置しましょう(笑)

Re: ビットコインについて

兼業トレーダーさんの同僚の人達も、ビットコインに流れてるんですね。

私はほぼ社会と隔離した生活を送ってるので(笑)、ネットでニュースを目にするくらいですけど、そういう話を聞くと、過熱ぶりを実感します。

それにしても、含み益1000万とは凄いですね。
まあ、ストップを入れてないのも、さらに凄いですけど(笑)

99%を控えめだと見抜くなんて、兼業トレーダーさんは鋭い方ですね。
実は、一旦99.99%と書いたあと、『ちょっとくどいかな?』と思って、99%に変えましたから(笑)

投資は自己責任ですし、強欲になってしまった見返りを受ける事は仕方ないですけど、出来れば痛い目に遭う前に気付いて欲しいですね。

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