というわけで、ドル円・ポンド円共にポジションをどんどん追加していったので、おそらくドル円が5万通貨で、ポンド円が10万弱、8~9万通貨ぐらいまで増加してたと思うんですが、2007年の3月に下落トレンドが終了すると、そこから見事に反転してくれたんですよね。
だから、押し目と思われる所でどんどんポジションを追加していったし、しかも、長期上昇トレンドの真っ只中だったから、買った所ぐらいで上手く反転してくれる事が多かったので、その年の前半に出した15万の損失を簡単に取り返せたんです。

もう7年も前の事なので、2006年末時点の保有枚数は流石に覚えてないんですが、でも口座残高に関しては、資金を25万追加した事もあって、おそらく50万以上にはなってたと思います。
ただ、キャリートレードをする通貨ペアはようやくポンド円に決まったものの、長期投資というのは、エントリーするタイミングが非常に重要になります。

いくらスワップ金利が毎日入ってくるとはいっても、キャリートレードはキャピタルゲインも同時に得て初めて旨みが出てくるんだし(笑)、もし高値のポジションを抱えてしまったら、その後もずっと含み損と付き合う事になるので、投資効率が悪いですからね。
というわけで、デイトレードとは決別して、当時大流行中だったキャリートレードに遅ればせながら参戦する事になったんですが、ただ、通貨ペアを選ぶのに意外と時間がかかりました。

キャリートレードは、一度ポジションを持ったら数年から数十年保有する事になるし、選択する通貨ペアによってその後の投資人生が大きく左右されるので、慎重を期さないとけませんから。
(高金利なんて永遠に続くわけがないし、キャリートレードがいずれ破綻するのは少し考えれば分かる事なのに、当時の私は本気でこんな風に思ってたんです(笑))
そして、デモに戻って新たなトレード手法の確立に取り組んだんですが、前回の記事でも書いたとおり、その当時の私はトレード手法の賞味期限を理解してなかったんです。

だから、『デモで勝てるトレード手法を発見!→リアルに移行すると勝てなくなる→またデモに戻る→デモで勝てるトレード手法を発見!→リアルに移行すると勝てなくなる』というルーティンを延々と繰り返してたし(笑)、どれだけ努力してもトレード成績は全く向上しませんでした。
FXのキャリアを積み重ねて、『永遠に勝てるトレード手法はこの世に存在しない』という相場の世界の真理を掴んだ今となっては、検証で勝ちまくってたトレード手法が、リアルトレードに移行した途端全く勝てなくなった理由は当然分かります。

まあ理由というほど大したものでもなくて、『検証の段階では一番美味しい所をピックアップしてた』からなんですよね。
前回の記事でも書いたとおり、2005年の年末にスイングトレードとは完全に決別して、これからはデイトレードに専念すると決意して2006年を迎えたわけですが、ただ、肝心のトレード手法はなかなか決まりませんでした。

デモで色々なテクニカルを試してみたものの、安定して利益を上げるトレード手法は構築出来なかったし、シミュレーションでは思うような結果が得られなかったですから。
しかも、実はポンド円で、FX人生で初となる大きな損切りをした時は、ロスカットをした後にトレンドが転換したし、もしポジションを切らずに辛抱してたら利確できてたので、凄く悔しい思いをしたんですよね。

だから、こういった経験を一度してしまうと、『今回もポジションを切ったあとに反転するかも。強制ロスカットになるまで耐えた方がいいかな?』という考えが頭をよぎって、我慢してしまう事が多いと思うんです。
それまでコツコツ積み上げてきた利益を、たった一回の判断ミスで失ってしまったのは相当ショックだったんですが、でもその一方で、冷静になって状況を見ると、あくまでもスタート地点に戻っただけだし、損失を出したわけではなかったんですよね。

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