だから、押し目と思われる所でどんどんポジションを追加していったし、しかも、長期上昇トレンドの真っ只中だったから、買った所ぐらいで上手く反転してくれる事が多かったので、その年の前半に出した15万の損失を簡単に取り返せたんです。

もう7年も前の事なので、2006年末時点の保有枚数は流石に覚えてないんですが、でも口座残高に関しては、資金を25万追加した事もあって、おそらく50万以上にはなってたと思います。

それに、年末の時点では1日で貰えるスワップが1000円を超えてたと思うし(当時のポンド円は1万通貨当たりで200円以上スワップが貰えたんです)、何もかも順調過ぎるぐらい順調にいってたので、精神的には、この頃が私のFX人生におけるピークでした(笑)

リーマンショック以前にキャリートレードをしてた人なら共感してもらえるだろうけど、キャピタルゲインがどんどん膨らんでいく上に、スワップ金利まで毎日貰えるなんて至れり尽くせりだし、高金利通貨でキャリートレードが上手くいってる時って、何もかもがハッピーになりますから(笑)


特にスワップ金利の、『何もしなくても勝手にお金が入ってくる』という感覚はそれまでの人生で味わった事がなかったので、『なるほど。資産家ってこんな感じなんだな。不労所得って最高!』と毎日実感してたし(笑)、それまで必死になってデイトレでコツコツ稼いでた自分が、凄く愚かに感じたんです。

だから、月足チャートで分析した感じではまだまだ上がると当時は本気で考えてたし、『2007年はもっと大胆にポジションを追加して、一日に貰えるスワップを出来るだけ増やそう!来年こそFX専業トレーダーになってやる!』と決意して、幸せに包まれながら年を越しました(笑)


ただ、ポンド円のキャリートレードは相変わらず順調だったものの、2007年になってからは、ひとつの通貨ペアに依存する事にリスクを感じ始めたので、分散投資を考えるようになったんです。

押し目を上手く拾えてたし、私の分析どうりに上昇してくれてたとはいえ、ポンドは値動きが非常に激しい通貨だから、もしポジションのアンワインドが起こると悲惨な事になりますから。


というわけで、ポンド円以外の通貨ペアも保有する事にしたんですが、ただ、私のFXの歴史(8)でも書いたとおり、私はオセアニア通貨に対して抵抗があったので、ポートフォリオに加えるのはドル円にしました。

豪ドルやNZドルの高スワップは魅力的だったけど、雑誌等のメディアに頻繁に取り上げられてる通貨は相当ポジションが傾いてるはずだし、2005年12月のNZドル円の暴落の時に、相場が加熱した時の怖さは身をもって実感してましたから。


でも、キャリートレードはエントリーするタイミングが凄く大事なので、すぐにポジションを追加するわけにはいかないから辛抱強く下がるのを待ってたんですが、2~3月にかけて円全面高になる局面があったんですよね。

かなり大きな下落だったし、ポンド円とドル円をどんどん買い増していくのは相当な勇気が必要だったけど、ただ、その頃はスワップ金利で感覚がちょっと麻痺してたんです。

だから、『このチャンスを逃したら、もうこんな安値では買えないかもしれない。無理してでも買わないと』という脅迫観念みたいなものがあったし、『買わない方がリスクが高い』と思ったので、積極的にポジションを追加していきました。

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