私は、今年でFX専業トレーダ-になって4年目になるんですが、専業になってからFXを簡単だと思った事は一度もないし、『相場の世界で飯を食っていくのは本当に大変だな』と毎日のように実感しています。

ただ、FXを簡単とは決して思わないものの、専業に転職した1,2年目はトレードの調子がかなり良かったので、『専業生活は楽ではないけど、サラリーマンに比べたら天国みたいなものだよ』と感じた事はあったし、多少浮かれてた部分もあったかもしれません。

だから、『相場の世界で安定して稼ぐなんて不可能だし、このまま順調にいく事はないだろうけど、まあ悪くてもサラリーマンの平均年収ぐらいは稼げそうだな』と考えてたんですが、ところが、人生というのはやはりそう甘くはなかったし、2012年になって状況が一変したんです。

兼業トレーダー時代の2008年から、4年連続で右肩上がりで利益が増えてたのに(毎年利益が増えてたのは、獲得pipsだけではなくて、ロットが年々大きくなっていった事も要因なんですが)、前年の2011年に比べて、一気に60%ぐらい利益が減少しましたからね。

まるでリーマンショックみたいな急激な下がり方だし(笑)、パフォーマンスがこんなに悪化するなんて夢にも思ってなかったので、去年は精神的に相当追い詰められました。


でも、不調の時期は確かに苦しかったけど、だからといって、FX専業トレーダーになった事を後悔してるわけではありません。

お金の事で毎日頭を悩ませてるし、トレードの重圧は、兼業トレーダーの頃とは比較にならないぐらい大きくなったとはいえ、それでも凄まじいストレスを抱えてたサラリーマン時代に比べると、今の生活の方が遥かに楽ですから。


ただその一方で、もしブログのコメント欄を開放してて、『仕事を辞めてFXの専業トレーダーになろうと思ってます。何かアドバイスしてくれませんか?』みたいなコメントを頂いたら、『専業トレーダーになるのは、おやめなさい』と間違いなく返事すると思います(笑)

私はメチャクチャ慎重な人間だし、石橋をこれでもかってぐらい叩いて渡るタイプなので(笑)、専業トレーダーに転職する前に徹底的に準備をしてきたつもりだったんです。

でも、トレードで毎年生活費を稼ぐ事の難しさは、そんな私の想像をも遥かに上回ってたし、本当に大変ですから。

雑誌等のメディアで華やかな専業トレーダーを目にすると、『何かに縛られる事なく、優雅な暮らしをしてて羨ましいなあ』と思うかもしれませんが、そういった連中は、実際にはトレードで稼いでない人が殆どだし、絶対に惑わされてはいけません。


ただ残念ながら、相場の世界って、トレード手法と市場環境がたまたま噛み合っただけで、自分でも驚くほど勝てる時があるので、『俺にはFXの才能がある!』とすぐ勘違いしてしまう人が凄く多いんですよね。

でも、『頭がおかしくなりそうなほど、仕事でストレスを抱えてる』ぐらいまで追い詰められてるのなら話は別だけど、そうでなければ、1,2年稼げたからといって、安易な気持ちで専業トレーダーになるのは絶対にやめた方がいいと思います。


情報革命は既存のビジネスモデルを破壊するので、『これまで強かった企業が突然負け組になる』なんて事例がこれからどんどん増えるだろうし、大企業に勤めてても、将来がずっと安定してるとは限りません。

ただそうは言っても、社会保障の面では、サラリーマンの方が遥かに充実してるのは疑いようのない事実だし、勢いで仕事を辞めてしまったら、あとで取り返しのつかない事になりますから。

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