以前、ミラートレーダーは稼げるのか?という記事で、ミラートレーダーの仕組みや流行振りについて書いたんですが、ただ、最近のFX業界では、ミラートレーダーよりもトラリピの方が勢いがあるみたいだし、今回はトラリピについての記事を書いてみます。

トラリピを扱ってるマネースクウェア・ジャパンが、これまでのジャスダック市場に加えて、東証2部にも上場した事によって注目を集めてるので、記事にする良い機会ですから。

私が、『トラリピ』という言葉を初めて聞いたのはおそらく3,4年前だったと思うんですが、ただ、どうやらシステムトレードの類らしいし、裁量トレード派の私には全く関係ないので、当初は完全にスルーしてたんです。

でも、このブログを始めてブログ村やブログランキングに登録して以降、他の人のFXブログも多少は目にするようになったし、しかも、『FXトラリピ・トラップトレード』というジャンルまであったので、トラリピについてちょっと関心を持ったんですよね。


だから少し調べてみたんですが、トラリピの詳細を知って、私は愕然としました。

トラリピのシステムは、その辺の得体の知れないトレーダーが販売してる商材レベルだし、とてもじゃないけど、FX業者が提供してるとは到底思えないような代物ですからね。

私は投資の世界に足を踏み入れて今年で9年になるんですが、FX業者がこんな適当なシステムを作ってる事に本当に驚かされたし、このトラリピという金融商品によって、マネースクウェア・ジャパンの本質がハッキリ分かりました。


実際に私自身が試したわけではないし、実例を挙げながらの説明は出来ないから説得力には少し欠けるかもしれませんが、でも、こんな単純な仕組みで勝ち続けるFXトレーダーになるのは絶対に不可能です。

だって、こんなので本当に勝ち続けられるのであれば、毎日必死になってトレードするなんてバカみたいだし、今頃欧州や米国のディーラーはみんなマネースクウェアジャパンに口座を作って、カプチーノでも飲みながらトラリピをやってますよ(笑)


だから、トラリピのお陰で今は絶好調みたいだけど、でもいずれ、『トラリピで勝ち続けるのは不可能』といった評判が投資家の間で広まるのは確実だし、もしそうなったら一気に業績が落ち込むでしょうね。

ランキング上位には、『トラリピで儲かった!』みたいな記事が多いんですが、一時的に儲かったのをトラリピが優れてると勘違いしてるか、あるいはアフィリエイト報酬目当てで嘘をついてるかのどちらかだし、それに、『自分達さえ儲かれば顧客はどうなってもいい』と考えてる企業が、いつまでも隆盛を維持出来るはずがないですから。


こんな事を書いてると、トラリピを使ってるFXトレーダーの方々に不愉快な思いをさせてしまうかもしれませんが、でも、トラリピは見た目以上にリスクが高いし、まだキャリアの浅い人が手を出すと、『半年、1年かけて積み上げてきた利益を、1発で失ってしまう危険なシステム』なのは間違いないので、注意喚起も兼ねて、あえて本音で書かせて頂きました。

もちろん、裁量も交えながらやれば、トラリピで利益を出すのも可能だけど、典型的なコツコツドカン手法を簡単とか楽といったキャッチフレーズを付けて、FX業者が煽るのはどう考えてもおかしいと思うんですよね。

キャリートレード全盛期の頃に、タチの悪いカリスマトレーダーや元ディーラーに乗せられて、結局リーマンショックで大損して退場した人を私はたくさん見て来ましたから。


それと、私は常々疑問に感じてるんですが、トラリピが物凄くリスクの高いシステムなのは、それなりにFXのキャリアがある人にとっては一目瞭然なのに、何故トラリピを批判する元外為ディーラーの人が全くいないんでしょうか?

というかそもそもFX業界って、『あの元ディーラーは嘘つきだ』とか、『あの業者は怪しい』という批判を展開して、同業者同士でやり合う事自体が皆無だし、この辺が金融の世界のいやらしい所ですよね。

だから、もし同業者をガンガン批判するアナリストや元ディーラーの方がいれば、一気に風通しが良くなると思うし、橋下さんみたいな既得権益を打破する人が、FX業界にも出てきて欲しいものです。

まあそんな事をしたら、FX業界からは当然干されるだろうし(笑)、収入が大幅にダウンする事になるので、なかなか難しいのかもしれません。

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