最近というか、ここ10年ぐらいの流行なのかもしれませんが、本屋なんかに行くと、『頑張らないで、○○する方法』みたいなタイトルが付いた自己啓発本をよく見かけます。

こういうネガティブな見出しがウケるのは、バブル崩壊以降の日本経済の長期に渡る低迷によって、『希望』や『明るい未来』といったものを描き難くなってる事が原因なんだろうけど、非常に残念な事に、このちょっとしたムーブメントは投資の世界にも進出しつつあるんですよね。

いくつか例を挙げると(一応断っておきますけど、私の妄想だから実在しません(笑))、『ユルフワOLの頑張らないFX』とか、『1日10分でOK!子育ての合間に出来るから専業主婦に最適!』みたいな感じの脱力系の書籍が、年々増えてきてますから。

そして、私はこういった類のものを目にする度にメチャメチャ頭に来てるし、『頑張らないFXだと?ふざけた事言ってんじゃねえぞ!コノヤロー!』といつも思ってるんです(笑)

私は相場の世界に足を踏み入れて今年で9年になるけど、FXを簡単なんて思った事はただの一度もないし(キャリア初期の勘違いは除く(笑))、全身全霊を傾けて、毎日命懸けでトレードしてるというのに、それでも勝ち続けるのが困難な凄く厳しい世界ですから。


ただ、こんな事を書いてると、『いやいや、命懸けはちょっと大袈裟だろう。たかがFXなんだから』と思われるかもしれません。

でも、FX専業トレーダー以外の選択肢がなかったという記事でも書いたけど、私は精神的にかなり病んでるので(笑)、社会復帰はちょっと難しいんですよね。

だから、何が何でもFXで生活費を稼ぎ続けないといけないし、『FX専業トレーダー』という仕事に必死に取り組んでるので、命懸けという言葉は、決して大袈裟ではないんです。


もちろん、もしFXで生活費を稼げなくなったとしても、死を選ぶ勇気は私にはないだろうし、お金がなくなったら別の仕事をするしかありません。

でも、その場合はおそらく、あまり人付き合いをしなくても済むバイトか、あるいは、私は英語がそこそこ出来るので、実務翻訳で収入を得るなどして、生計を立てていく事になると思います。

条件や待遇に拘らなければ就職先はいくらでも見つかるだろうけど、私は社交的なタイプではないから周囲とコミュニケーションをとるのが苦手だし、それに、新人社員として入社して、年下の上司に命令されるなんて絶対に耐えられないですからね(笑)


そして、こんな湿っぽい事をわざわざ書いた理由なんですが(笑)、『皆さんがいつも見てるチャートの向こう側には、私みたいな命懸けのFXトレーダーがいること』を是非知って貰いたかったんです。

FXは、トレード手法と相場が運良く噛み合えば大きく勝てる時があるし、勘違いしやすい金融商品なので、『チャートもろくに見ずに、仕事の合間にスマホでポチる』みたいな軽いノリでする人って多いですから。


もちろん、相場の世界は残酷だから、『才能は努力を凌駕する』ので、もしあなたが天才であれば、例え片手間にFXをやってたとしても、私に圧勝するでしょう(笑)

でも天才って、滅多にいないから天才なんだし、才能のない人がそんないい加減なトレードをしてると、勝ち続けるFXトレーダーにはいつまで経ってもなれないので、ずっと搾取され続けますよ。


私だって未だに生活費程度しか稼げてないし、専業トレーダーの中では底辺の部類なので(笑)、偉そうな事を言える立場ではありません。

でも、FXだけではなくてどの世界にも言える事だけど、事を成す人ってやっぱり死ぬほど努力してるし、『頑張らない』で成功を収めるなんて絶対に有り得ないので、真剣に取り組むべきです。

トレードの才能が全くない私なんかでもFXを9年もやれてるのは、常に凄まじいエネルギーを費やしてるからだし、それに、FXはそもそもゲームではなくて、命の次に大事なお金を懸けてるんですから。

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