DMM.com証券が、前月比+35.5%という大幅な取引高の増加を達成し、現在取引高世界№1である、GMOクリック証券【FXネオ】を猛追しているようです。

6月も為替相場は非常にボラタイルだったので、DMM.com証券だけじゃなくて、その他のFX業者も軒並み過去最高の取引高を達成してるとはいえ、この伸び率はなかなか衝撃的ですね。

DMM.com証券の取引高推移
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GMOクリック証券に関しては、『5月の取引高は9452億ドルだったし、6月の為替相場の状況を考えたら、FX業者としては世界初の、取引高1兆ドルを達成するのは確実だろうな』と思ってたので、前月比16.7%増の、1兆1040億ドルは想定の範囲内だったんです。

でも、5月の取引高が7885億ドルだったDMM.com証券が、一気に1兆690億ドルまで伸ばしてくるのは完全に想定外でした。

DMM.com証券は今年の1月に、GMOクリック証券をあと一歩のところまで追い詰めながら、結局突き放された事があったので、私はむしろ、取引高世界№3のサイバーエージェントFXに追い上げられる展開を予想してましたから。

ところが、また勢いを取り戻して1位に肉薄してくるなんて、FX業界の動向って、為替相場と同じぐらい予想するのが難しいですね(笑)


10,000円キャッシュバックキャンペーンが功を奏したのかもしれませんが、でも、こういうのって殆ど1年中やってるから、そんなに劇的に取引高に影響するとは思えないし、もしかしたら、ローラのCMがジワジワ効いてきたのかもしれません(笑)

いずれにしても、この両社の取引高はズバ抜けてるし、7月の取引高がどうなるのか楽しみです。


それと、最近スプレッドの拡大を発表したSBIFXトレードについてですが、取引高ではサイバーエージェントFXに次ぐ、日本第4位まで上り詰めてるみたいですね。

短期間にこれだけ取引高を伸ばせたのは、過激な低スプレッド戦略によるものなのは間違いないんですが、ただそうは言っても、開業から僅か1年で取引高4位は驚異的だし、『SBIのブランド力』はやはり只者ではありません。


このブログでは北尾さんに対して批判的な事を何度か書いてるけど、SBI証券と住信SBIネット銀行は私もバリバリ使ってるし(笑)、好むと好まざるとに関わらず、SBIが日本のネット金融業界において、大きな影響力を持ってるのは間違いないですよね。

でも、このSBIグループの力の源になってるSBI証券は、元々はソフトバンクと米国のイートレード・フィナンシャルの合弁だし、それを北尾さんが、ソフトバンク・インベストメントと合併して奪い取ったので、結局の所、SBIがこの地位を築けたのは孫さんのお陰なんですが。


まあとにかく、SBIがスプレッド戦争から手を引いてくれて良かったし、事態が沈静化してくれて私はホッとしています。

スプレッドが狭くなると、当然ながら取引コストが下がるわけだし、このSBIの大胆な試みはFXトレーダーにとって本来は歓迎すべき出来事なんですが、でも、競争が激化しすぎるのって、実は凄く危険ですから。

もしこれが株と同様に手数料だったら、SBIFXのような新興勢力が競争を仕掛けて、FX業界を活発にしてくれるのは大歓迎だし、取引コストが下がるのはトレーダーにとって大きなアドバンテージになるので、ガンガンやって欲しいです。

でも、スプレッドと手数料は似て非なるものなので、スプレッドを徹底的に狭くすることを車に例えると、『安全性は犠牲にしてもいいから、とにかく安い車を作れ!』みたいなものですからね。

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