ドル円のスプレッドを0.3銭から0.4銭に拡大した事によって、取引高世界第1位の座からの陥落が危惧されたGMOクリック証券【FXネオ】ですが、予想外の底堅さを見せて、8月も取引高世界№1を達成しました。

GMO-click-august.png

上記の表をご覧頂ければお分かりの通り、8月は典型的な夏枯れ相場で値動きが小さかったから、取引高は大きく減少したんですが、でも、№2のDMM.com証券がさらに大きく落ち込んだので、むしろ突き放す恰好になったようです。

GMOクリック証券  8120億ドル(前月比-25%)
DMM.com証券   5831億ドル(前月比-40%)


それにしても、FX業者の取引高の動向って簡単に予測出来そうなのに、意外に難しいですね。

6月と7月のこの両社の取引高はかなり接近してたので、GMOクリック証券がドル円のスプレッドを拡大した事を考慮すれば、逆転は確実だと私は考えてましたから。
(注釈・フォレックスマグネイトでは6,7月はGMOが1位だったけど、矢野経済研究所では、6月はDMMが1位みたいです)


GMOだけじゃなくて、『ドル円のスプレッド0.1銭』を売りに取引高を急拡大させたSBIも、『高速スキャルピング対策』としてドル円のスプレッドを拡大させたし、高速スキャルパーがFX業者の取引高を牛耳ってるようなイメージだったんですが(笑)、取引高全体に占めるスキャの割合って、実はそんなに大きくないのかもしれません。

ドル円のスプレッド0.3銭をキープしたDMM.com証券の方が、GMOを上回る減少率を記録したわけだし、スプレッドの優位性と取引高が反比例してるわけですからね。

まあとにかく、私は元々、1人当たりGDPや都市の人口といった、数字を調べるのが大好きな人間なので(笑)、FXの取引高にも関心を持ってるし、9月以降ランキングがどう変動するか非常に楽しみです。


それと今回は、最近流行の、『高速スキャ』について少し述べておこうと思います。

『スキャで稼ぎすぎて、口座が凍結された』みたいな記事をブログ等で目にする機会って多いので、まだFXのキャリアの浅い方は高速スキャに対して、『口座凍結になるぐらい高速スキャは稼げるのか。やり方さえ覚えれば俺にも簡単に出来そうだし、ちょっと試してみようかな』と考えておられるかもしれません。


でも、『簡単に勝てる』なんて事は絶対にないので、安易に手を出さないように、くれぐれもご注意下さい。

確かに高速スキャで、『大きく稼げる時』があるのは否定しませんが、でも、私達が目撃してるのはあくまでも、『ピークの瞬間』なんですから。

だから、そのピークの瞬間が終わったら大体ボコボコにやられるし(笑)、ごく稀に存在する天才でもない限り、こういった危険なトレード手法で長期的に稼ぎ続けるのは不可能なんです。


『鬼スキャ』という超高速スキャルピング手法で、かつて一斉風靡した為替鬼さんがいい例なんですが(笑)、自分には実力があると勘違いした高速スキャルパーには、いずれ悲惨な末路が訪れますからね。

ただ、そういった勘違いをしてるトレーダーは、勝てなくなったら突然ブログの更新をやめるので、私達がその末路を目にする事は殆どありません。

でも、損切りをせずに勝ち続けられるほど相場の世界は甘くないので、高速スキャみたいなリスクの高いトレード手法に手を出すのではなくて、デイトレードでじっくり取り組むべきです。

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