一般社会においては、『ほとんど経験がなくて、大した努力をしてないにも拘わらず、いきなり物凄い成果を上げる』なんて事は皆無なんですが、ところが、相場の世界はかなり特殊なので、全く経験のない初心者であっても、トレード手法と相場が運よく噛み合えば大金を稼げる事があります。

だから、実は幸運に恵まれただけなのに、運を実力と勘違いして、『俺ってヤバくね?もしかして天才かも』と調子に乗ってしまう人が、残念ながら凄く多いんですよね。

こんな事を書いてると、『随分上から目線だな』と思われるかもしれませんが、私はブログを少し読むだけで、『トレーダーとして、どの程度のレベルなのか』を瞬時に見抜けるので(もちろん記事の内容によりますが)、『この人偉そうにFXを語ってるけど、完全に勘違いしてるよ』と感じる事がよくありますから。


このブログの読者の方はご存知のとおり、私はトレードの才能が決定的に欠如してるので(笑)、FXトレーダーとしては間違いなく二流だし、この先どれだけ努力しても、一流には絶対になれません。

でも、トレードの才能はないけど、『トレード理論』に関してはほぼ完璧なものを身に付けてるし、それに相場の世界には、『永遠に勝てるトレード手法は存在しない』という不変の真理があるので、この理論に反する事を書いてる人は、運と実力を履き違えてる事が一目瞭然ですからね。


そして、こういった勘違いトレーダーが最終的にどういう運命を辿るかというと、当然これまで積み上げてきた利益を全て失うし、さらにその後、大きな損失を被るのがお決まりパターンなんですが、でもそれだけでは済まなくて、『もう二度と勝てなくなる』ことも多いです。

ここが相場の世界の怖い所なんですが、『そもそもストップを入れないトレード手法だった』とか、『FXの怖さを知ってしまった』といった様々な理由によって、以前と同じ精神状態でトレードするのが困難になるので、『あの栄光の時間』はもう帰ってきてはくれないですから(笑)


例えば、その過去の栄光を取り戻せなかった典型的なトレーダーが、為替鬼さんではないでしょうか?

某掲示板では初めから怪しいと言われてたらしいけど、でも、『鬼スキャ』というトレード手法を駆使して、7万から数千万まで資産を増やした時の為替鬼さんは(確か2009年頃でした)、ガチだったと私は確信しています。


でも、この鬼スキャは、『ストップを入れずに、ハイレバでスキャを繰り返すだけの手法』だったし、そんなポンコツ手法で勝ち続けられるわけがないので、数ヶ月で賞味期限が切れてしまったんですよね。

だから、その後も鬼スキャとは別のトレード手法を採用したりして、なんとか粘ってたみたいだけど、どうやらどこかの時点で勝てないと悟ったらしく、相場で利益を出せなくなった現在は、商材屋として活動しておられますから(笑)


FXトレーダーは自分の頭脳に過信する傾向があるし、しかも自己顕示欲が強いから、自分のトレード手法を語りたがる人が多いです。

でも、私達がブログ等で目にしてるのは、『ピークの瞬間』なので、そういった派手なトレード成績に惑わされないように注意しなければいけません。


もちろん、自分には才能があると勘違いして手法を披露する人は、永遠に勝てるトレード手法が存在しないのを分かってて、金儲けのために確信犯で手法を披露してる連中とは違って、あくまでも善意で書いてくれてるんです。

だから、決して悪気があってしてるわけじゃないので、私はこういった人達を批判するつもりは全くないんですが、ただ、結果的にデマの拡散に加担する事になってるのは、少し残念ですよね。

大きな利益を出して、嬉しくなって自らのトレード手法を披露した頃から、大体パフォーマンスが低下し始めるので、読んだ人が真似すると痛い目に遭う可能性が高いですから。


私もまだFXのキャリアが浅かった頃は勘違いしまくりだったし(笑)、200万の含み益を失った日という記事でも書いたとおり、勘違いによって感覚が麻痺してしまった経験があるので、少し上手くいっただけで調子に乗ってしまう気持ちは凄くよく分かります。

でも、相場の世界で生き残るには、周りに流されない強い気持ちを持つことって凄く大事だし、それに、自分の性格や能力を冷静に把握して、常に長期的なビジョンを持って取り組まなければいけません。

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