ある程度のキャリアがあるFXトレーダーなら当然ご存知だとは思うんですが、外為市場というのは、地球で最も流動性が豊富なマーケットだし、他の市場とは取引高が桁違いです。

そして、その豊富な流動性のお陰でチャートが綺麗な形を描く事が多いので、ずっとチャートを眺めてると、『不変の真理』が存在するような気がしてくるんですよね。

だからFXトレーダーの中には、『検証によって真理を突き止められるんじゃないか?』と勘違いして、テクニカルに夢中になってしまう人が凄く多いんです。

瞬発力が大事で、ギャンブル的なイメージが強い株ではなくて、投資対象にあえてFXを選ぶ人は、数学的なアプローチを好む傾向がありますから。

でも、このブログで何度も書いてるとおり、永遠に勝てるトレード手法はこの世に存在しないし、勝ち続けるFXトレーダーになるための最も重要な要素は、『感覚』なので、検証は程々にするべきです。


もちろん、トレードの基本的なルールや目安がないと、不調の時にコントロールが利かなくなってしまうので、検証という作業が不要だとは言いません。

でも、検証で何かに辿り着くなんて事は絶対に有り得ないし、しかも、どれだけ努力しても勝てるようにならないから商材に手を出してしまって、『最終的に詐欺師にお金を騙し取られる』という事態に陥りかねないんですよね。

検証に夢中になると、視野が狭くなって長期的に物事を考えられなくなるので、目先の勝ち負けばかりに捉われるようになりますから。


ただ、日々の努力を否定されるのって気分の良いものではないし、それに、こんな風に頭ごなしに、『テクニカルより感覚が大事です!』と言われても納得出来ないと思うので、私自身の経験を例に挙げてみます。

私が愛用してるテクニカルという記事でも書いたとおり、『ボリンジャーバンド・フィボナッチと平均足』をずっと使ってるんですが、このテクニカルに関する本なんて一冊も買ってないし、それどころか、ネットで真剣に調べた事もないので、私は基本的な事すら知りません。

しかも、使い方だって頻繁に変えてて、相場の状況によっては、『先週ショートと判断したポイントで、今週はロングでエントリー』みたいな事も当たり前のようにしてるんです。

にもかかわらず、月単位では損失を出す事はあっても、専業トレーダーとして一応生活出来てるんだし、この事実は、『テクニカルの無意味さ』を証明してると思うんですよね。


だからテクニカルは、あくまでもトレードの補助的なものとして捉えるべきだし、もし私の考え方が理解できないと言うなら、今までのFX人生を1度振り返ってみて下さい。

多大な時間と労力を費やして検証して、その結果導き出したトレード手法のお陰で、勝ち続けられるようになりましたか?

この質問に勢いよく手を上げられる人は、日本どころか、この地球上にただのひとりも存在しませんよ。


だってそもそも、ボリンジャーバンドを作ったジョン・ボリンジャ-は結局破産してるし、あるいは、エリオット波動を作ったR.N.エリオットだって、実際にはトレードで全く稼いでなかったんですから。

という事は、作った本人ですら稼げなかったわけだし、第三者が本人以上のものを引き出すなんて有り得ないので、テクニカルに入れ込むのはやっぱり得策じゃないんです。


私もまだキャリアが浅かった頃はテクニカルに夢中になってたし、チャートを載せて、トレード手法をもっともらしく解説してるブログなんかを目にすると、影響を受けてテクニカルにのめり込んでしまう気持ちは凄くよく分かります。

でも、そういう連中の真の狙いは、自分の商材を売りつける事だし、『永遠に勝てるトレード手法は存在しない』という相場の世界の基本を見失わないように気を付けて下さい。


私はこれまでに、『半分利確戦法はやめた方がいい』とか、『ロットいじりは天才だけに許された超上級テクニック。相場の状況や自信の大小で安易に変更してはいけない』といった相場の世界の常識を覆す記事を書いてきました。

馴染みのない考え方ばかりだし、第一印象は決して良くないと思います。


でも、正論って初めは大体反発されるけど、それが本当に正しければ、どれだけ時間がかかっても必ず受け入れられるので、私のトレード理論もいずれ理解して貰えると信じてます。

ただ、直近のトレード成績がかなり貧相なので、こんな風に上から目線で書いても説得力に欠けるのが辛い所ですけど(笑)

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