『米国本店リテール部門サービス終了決定 by GFT東京支店』というお知らせを唐突に発表して、GFTが突如FXから撤退しました。

キプロスとかカリブ海の島に本社を置く、実態がよく分からないFX業者ならまだしも(笑)、GFTぐらいの規模と知名度があって、しかもグローバル展開してる企業が、『本日、FX事業から撤退します!』って突然宣言するなんて、非常に驚きです。

ただ、一応断っておきますけど、私はGFTの東京支店を批判してる訳ではないんです。

米国のGFTが何の前触れもなく、突然FXからの撤退を宣言したみたいだし、東京支店のスタッフの方々にとっても完全に寝耳に水の事態だったようで、なんの手の施しようもなかったらしいですから。

それに米国のGFTにも、突然撤退の発表をせざるを得ない、特殊な事情があったみたいですね。


アメリカにはNFAというFX(アメリカでいうFOREX)を監督する機関があるらしいんですが、GFTはそこと相当揉めてて(裁判をする予定だった)、その反抗的な姿勢にNFAは相当頭に来たらしく、ほとんど報復と言えるような強引な手法を使って、GFTをFXから撤退せざるを得ないような状況に追い込んだみたいなんです。

NFAという組織は、ホリエモンを退場に追い込んだ日本の特捜みたいになってて、かなり好き放題してるらしいですね。

『このままNFAを放置しておくと、アメリカではFOREXという市場が崩壊してしまう』という風に、私が読んだコラムでは警告していました。


こういう連中って、やっぱりどこの国にもいるんですね。

NFAも自分達なりの正義感に基づいてやってるんだろうけど、こんな風に権力を振りかざして強引なやり方をすると、結果的に顧客が損失を被るという事を、もう少し考えてもらいたいものです。

GFTという会社はアメリカのみならず、海外でもFX事業を展開してたから世界中の顧客に影響するし、しかも、日本の個人投資家で、GFTの突然のFXからの撤退の背景には、実はNFAが絡んでた事を知ってる人は少ないだろうし、FXCMやFOREX.comといった、その他の海外のFX業者にも悪影響を与えますから。

でも、GFTはリテールからは撤退するとはいえ、これからもホールセールの方は続けていくだろうし、今回の事にくじけずに頑張ってもらいたいですね。


まあいずれにしても、今回の事件によって、海外のFX業者の怖さを改めて認識しました。

私は過去に、GFTと日本で代理店契約を結んでるFX業者でトレードしてた事があるんですが(現在のefx.comで、当時はサザ・インベストメントという社名でした)、現在は日本のFX業者でトレードしてるので、今回のGFTの暴挙によって影響を受ける事は全くありません。

でも、こういうニュースを聞くと、FXの専業トレーダーとしては非常に腹が立つし、同じ事がいつ自分の身に降りかかってもおかしくないので、やっぱり怖くなりますよね。


高いレバレッジを求めて、経営状態やバックグラウンドを全く調べずに、海外のFX業者でトレードしてる人ってたくさんいるんですが、こういったリスクがある事も考慮すべきではないでしょうか?

少なくとも、緊急事態になった時に、サポートとやり取り出来るぐらいの英語力は必須だと思います。

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