月間収支で公開してる株のポートフォリオをご覧頂ければお分かりのとおり、私はソフトバンクを300株保有してるんですが、平均購入価格が1670円なので、『口座を見ると思わずニヤけてしまう』ぐらいの含み益になってるし(笑)、私にとってソフトバンク株は大事な資産です。

ただ、かなりの安値で保有してるんだし、本来この状況は喜ぶべきなんですが、でも私は孫さんの事を、『地球の歴史上で、最も優れたアントレプレナーのひとり』と考えてるので、300株どころじゃなくて、出来ればもっとソフトバンクを買い増したいんです。

ところが、現在のソフトバンクの単元価格は80万くらいするので、庶民派トレーダーである私にとっては(笑)、気軽に手を出せる金額ではないんですよね。

だから、含み益って当然悪い気はしないけど、ソフトバンク株の上昇を目にする度に、『まだ上がらなくていい。一旦下がってくれ!』といつも願ってるし(笑)、非常に焦れったい思いをしています。


でもその一方で、私がソフトバンクを最後に買い増したのは、2012年10月の、スプリント買収を発表して急落した時なんですが、今になって振り返ると、『あの時買っといて本当に良かった』と痛感する事がよくあるんです。

孫さんがこの大型買収を発表した時に、市場は当然ネガティブな反応をしたんですが、でも私は、『日本に目処がついたら、孫さんは絶対世界に勝負しに行く。だとすれば、米国3位のキャリアで経営がいまいちのスプリントに、おそらく目を付けてるはず』とずっと考えてたんですよね。


だから、買収発表直後に大きく下げるシナリオを以前から描いてたので、私はこのニュースを聞いた瞬間、『ついに来た!押し目を拾う絶好のチャンスだ!』と思ったし、実際に予想通り落ちてきたので、躊躇することなく2400円で100株購入したんです。

私は孫さんと理念とビジョンを共有してるので、孫さんの考えてる事は大体分かるし、外からは唐突に見えるけど、この買収のために脳がちぎれるほど考え抜いて、徹底的に準備をしてから仕掛けてる事は容易に想像できましたから。


ただ、理念とビジョンを共有してるとは言っても、私は常に客観的に物事を分析するので、『孫さんがやる事はなんでも賛成!』みたいな単純な考え方はしないんです。

だから、イーアクセス買収を発表して以降、株価が低迷してるヤフーを買い増す気は、全くないんですよね。


私はイーアクセス買収は考えた事がなかったので、これは完全に想定外だったから準備を全然してなかったし、下がったからといって安易に手を出すべきではないですから。

『楽天に後塵を拝してることに孫さんが満足してるはずがない。ECでもいつか必ず勝負を仕掛ける』と以前から予想してて、イーコマース革命を発表して大きく下げた時とは、状況が全く違いますからね。
(この時は100株追加しました)


普通の投資家は材料が出てから考えるんですが、私は自分を経営者に置き換えて、常に色々なシナリオを描いてるんです。

だから、こんな風に準備をしてるお陰で急落しても怖さを感じないので、『踏み込む、あるいは様子を見る』といった冷静な判断が出来たし、絶好の押し目を拾うことが出来たんですよね。


分かりやすいと思って株を例に挙げたけど、同じ相場の世界だし、FXにおいても、『準備が全て』と言っても過言ではないぐらい、準備は凄く重要です。

テクニカルとファンダメンタルズ両面から徹底的に準備して、トレードに臨む前にあらゆるシナリオを想定しておけば、もし悔しい負け方をしても冷静でいられるので、感情的になって悪循環に陥るのを防げますからね。

だから私は、『リミットやストップを移動させる条件や、途中エグジットの方法』に至るまで、トレード手法を事前に完璧に作り込んでるし、さらに、私は絶対にミスをしない(FXに関して)という記事で書いたように、予めミスが起こりやすい状況を想定して、リスクを極限まで軽減しています。


相場の世界には、かつての酒匂さんやチャーリー中山さんのような、常識を凌駕する天才トレーダーが存在するので、私みたいな才能が全くないFXトレーダーが、こういった天才達とまともにやり合っても勝ち目はありません。

だから、万全の準備をする事によって、その才能の差をなんとか補ってるし、そして、こういった地道な努力を積み重ねてるからこそ、長期的に勝ち続けられてるんですよね。


相場の世界で一番重要なのは、間違いなく『感覚』です。

でも、感覚を正確に働かせるには、万全の準備を整えてる事が前提になるので、目先の結果に一喜一憂せずに、良い時も悪い時も地道な努力を続けなければいけません。

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