私は気持ちが落ち込んだ時に、尊敬してる人の動画を見て自分を奮い立たせてるんですが、ただ、集中して見るだけではなくて、音楽代わりみたいな感じで、何かの作業をしながら孫さんや橋下さんの講演を聞く事もよくあります。

孫さんと橋下さんは、『1000年後、2000年後まで語り継がれる、日本の歴史上最も偉大な人物』なので、話を聞く度に新たな発見がありますからね。

だから、いつものように孫さんの講演を聞きながら家事をしてたんですが、その中で孫さんが述べた、『30年後も生き残る企業の確率は0.02%』という言葉が凄く印象に残ったんです。

0.02%という事は、1万社の内、たった2社しか生き残れないわけだし、なかなか衝撃的な数字ですからね。


それでこの確率を知って、30年存続する事の大変さを実感したんですが、でもそれと同時に、私はFXを始めて今年で11年目だから、一応10年生き残ったわけだし、なんだか10年後と20年後の確率も気になったので、この数字も調べてみたんです。

すると、『10年は6.3%で、20年は0.3%』だったんですが、私と同じ2005年にFXを始めて、今でもしてる人って多分こんなもんだろうし、この数字はFXトレーダーにも当てはまる気がするんですよね。

もちろん、FXは企業と違って退場してもすぐ復帰できるし、それに、FXから一旦離れて、株やバイナリーオプションといった金融商品に手を出したけど、上手くいかなくて戻ってきた人もいるので、実際はもっと多いかもしれません。

ただいずれにしても、『FXで大金稼ぐぜ!』という大きな夢を抱いて相場の世界に飛び込んだものの、現実は稼ぐどころか、生き残る事すらままならないのは間違いないと思います。


でもその一方で、私みたいに才能が全くないFXトレーダーでも、『6.3%の男』になれたんだから(笑)、不可能なわけでは決してないので、今回は生き残るための秘訣というか、私が常に意識してる事を書いてみます。


① 謙虚になる

FXを始めるのに資格は必要ないし、しかも、運だけで大きく勝てる事があるので、自分には実力があると勘違いする人が凄く多いです。

でも、運は絶対に長続きしないし、『勝つ事と勝ち続ける事』は全く別物なので、常に自分の立ち位置を冷静かつ客観的に見定めなければいけません。

私もキャリートレードをしてた2007年までは、すぐ調子に乗ってたから偉そうな事は言えないけど(笑)、今では調子に乗る事は絶対にないし、いつも謙虚な気持ちで相場と接してるお蔭で、『10年連続年間成績プラス』という偉業を達成出来たんですから。


➁ リスクを極限まで軽減する

今回のスイスフランの大暴騰で実感したと思うんですが、FXは、例えそれまで99連勝してても、最後のたった1回の敗戦で全てを失う可能性がある、危険な金融商品です。

だから相場の世界で生き残るには、リスクを極限まで軽減する必要があるし、10年後、20年後まで見据えて行動しなければいけません。

こんな風にリスクに対して高い意識を持ってたからこそ、アナリストが誰1人として指摘しなかった、『SNBがユーロスイスの1.2防衛ラインを撤廃→スイスフラン大暴騰』という展開を、私は予見できたんですから。

Don't touch スイスフラン!でも書いた通り、相場の世界におけるブラックスワンは、避ける事が可能なんです。


➂ 長期的なビジョンを持つ

ソフトバンクという企業は、元々はソフトの卸から始まったんですが、その後、ヤフーを中心とするインターネット事業や、ブロードバンドやモバイルなどの通信事業、そして今は、ロボット事業に力を入れてます。

これだけ変化し続ける企業ってなかなかないし、孫さんの理念やビジョンを理解してない人は、『全然一貫性がない。儲かりそうな事に手を出してるだけだろう』と感じてるかもしれません。

でも、こんな風に事業領域を変化させてきたのは、『情報革命で人々を幸せに』という理念を実現するためなので、実は、『幹の部分』は全くぶれてないし、孫さんは常に、長期的なビジョンに基づいて経営をしてるだけなんです。


私は、こういった長期的なビジョンは経営者だけではなくて、FXトレーダーにとっても大事だと常々考えてるので、だからこそ、今年からポンド円と決別したし、トレード手法もピボットに変えたんですよね。

勝ち続けるFXトレーダーになるには、目先の利益を追い求めるのではなくて、時代を予測して常に先手を打つ必要がありますから。


といった感じで、一応3つ挙げてみたんですが、結局の所、『長期的なビジョンがあるかどうか』に尽きますね。

FXもスポーツも会社経営も政治も、長期的なビジョンがないと結果を出し続けるのは不可能だし、必ずどこかで躓きますから。

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おぉ…

スイスフランの尋常じゃない動きを目の当たりにした直後だし、めちゃめちゃ説得力ありますねw
あの時は最初「そりゃそうだ」とか思ったんですが、よく考えたらそれは、ここの記事を読んでたからこその感想ですからね。
確かに、今回のスイスフランの歴史的な大暴騰を、ここまではっきりと警告した記事はありませんでした。

初コメント失礼します。

はじめまして。
たった一度の損失が命取り(>_<) 本当にその通りだと思いました。

最悪を頭の片隅に置いておかないといけませんね。 じゃないとただのギャンブルですよね。

気が引き締まりました!どうもありがとうございます(^-^)




生き残り

>生き残りですか〜。。

この言葉、ジ〜ンときました。
いや〜、今週のECBのQE決定でユーロ/ドルの長期ポジションを損切りしました。
一か八か賭けに出るか、生き残るためにロスカットするか最後まで迷いましたが、”生き残り”を選択。  
僕にとっては結構痛いロスカットになりましたが、今後3年、5年、10年とトレードしていくにあたり、今ギャンブルするよりも自分の非を認めて、今後の教訓にします。
まだ、今年始まったばかりですが、波乱の年明けです。。トホホ〜。

Re: おぉ…

ありがとうございます。

この記事は、実は一ヶ月くらい前から、暇な時に少しずつ書いてたものなんです。
なので、リスクを極限まで軽減するの所で、スイスフランのリスクについてまた熱く語ってたんですが、先週あんな事が起こったから内容を修正したんです(笑)

ただ、記事の完成があと1週間早かったら、直前に注意を促せたはずですし、ちょっと悔しい思いをしました。
もしかしたら、何人か救えたかもしれないですから。

Re: 初コメント失礼します。

コメントありがとうございます。

あのスイスフランの動きを見ると怖くなりますよね。
もちろん、こんな事は頻繁に起こるわけではないんですが、口座の資金を失うだけならともかく、『借金まで背負う』なんて事になったら悲惨ですから。。。

私のブログがお役に立てれば幸いです。

Re: 生き残り

ご存知かもしれませんが、私もユーロドルの長期投資をするかどうか、かなり迷った事があるんです。
私は、『ユーロドルは絶対に1.2を割らない』と考えてたので、1.25以下の水準は、長期投資をするのに魅力的に思えたので。
ただその一方で、万が一という事もありますし(実際に私の予想は完全に外れました)、それに、『一気に儲けてやろう』という強欲な気持ちが少しある事に気付いたので、結局、長期投資は見送りました。

なので、散々ユーロへの楽観的な見通しを語ってた私が言える立場ではないんですが、長期投資をするのであれば、予め損切りと利確ラインを決めておくべきだと思います。
それに、長期投資は安定して稼ぐのには不向きなので、あまりお勧めできません。

私もキャリートレードをしてた時に、長期ポジションを泣く泣く切った経験があるので、ヒデさんのお気持ちは凄くよく分かりますし、今は凄く辛いと思います。
でも、損切りできた事は必ず未来に繋がりますし、頑張って下さい。

No title

しがないさん、お久しぶりです。
いやー今年はスイスから始まり、なかなか荒い相場ですね。
QE発表の時に、
「ばかみたいにリークあったし一兆ユーロ規模のQEは、ほぼ確定」って思ってたんですよ。
となるとここ最近のユーロの下落を見て完全に織り込んでるなと。
それにしがないさんもユーロの未来は明るいっていってたように、わたしもユーロに対する絶対の自信といいましょうか。下落してもすぐ反発すると。
ところがどっこい一兆規模のQEを織り込んでたのは私だけだったようで、ちょこちょこ押し目でユーロ勝ってたら見事にぶっこきましたよ笑
自分がどう捉えるかじゃなく、参加者がどう捉えるかが重要なのに・・。全く初歩的なミスを・・・。

なんでしょうね。
「しがないユーロバイアス」でもかかってたんでしょうか?笑

・・・・・。

冗談はここらへんにしておいて、
しがないさんって本読まれますか?
もし読まれるとしたら、気が向いたときでいいのでいくつか紹介してください。
アフィ張ってくれたらそこから買います!!
長々と不愉快なコメント失礼しました。

Re: No title

しがないファンさん、お久しぶりです。

仰るとおり、今年は年初から激しい動きを繰り広げてますよね。
私はこれまでの所はまずまずなんですが、このボラがずっと続くことはないですし、今のうちに出来るだけ稼いでおきたいです。

QE後の市場の反応には私も驚きました。
織り込んでたのは私だけだったと仰いますが、私も思いっきり織り込んでましたし(笑)、500pips以上も急落するなんて全く考えてなかったですから。

ただ、しがないバイアスがかからないように、予め断っておきますけど(笑)、『米国もデフレが現実味を帯びてきてるのに、いくらなんでも下落のスピードが速すぎるのではないか』とも考えております。
まあ、どういった展開になっても柔軟に対応するしかないんですが。

それと、頂いたご質問についてですが、残念ながら、最近は本を全く読まないんです。
若い頃は、海外の作家や村上春樹を中心に小説をかなり読んでたんですが、今は小説より現実の方が面白いと感じるようになってしまったんです。
なので、お勧めする本は特にないんですが、投資に役立つものというジャンルであれば、やはり羽生さんの著書かなと思います。
FXも将棋も同じ勝負の世界なので、長くトップに君臨する人の話は、学ぶものが多いですから。

『アフィで買います』という有難いお言葉まで掛けて下さったのに(笑)、ご紹介できなくで申し訳ありません。。。

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