《6月のトレード成績》
ユーロドル 1勝3敗 -13.0pips

《2016年の年間成績》
ユーロドル 11勝20敗 74.8pips

《長期投資》
ソフトバンクグループ 3796円   620株
ヤフー         415円  1500株
(6月末時点の含み益・129万)


FX

今年は3月が終わった時点で、年間収支がマイナスという厳しいスタートになってしまったんですが、ただ、その後2ヶ月連続で勝てたし、調子を取り戻しつつあったんです。

だから、『もしかしたら挽回できるかも』と期待してたんですが、6月の結果でその淡い期待は崩れ去ったし、1年の半分が終わって+75pipsなんて専業トレーダーとして有り得ない成績なので、現在の状況は間違いなく、『専業生活・最大の試練』と言えるでしょう。


でも、私みたいなFXの才能が欠如したトレーダーが、生活費を毎年稼ぎ続ける事が不可能なのは分かってたので、パニックになる事は全くないし、極めて冷静に現実を受け止めてます。

私は長期的に物事を考えるので、常に先手を打つ事によって、『専業に転職以降、6年連続で生活費を稼ぐ』という偉業をなんとか達成出来たけど、こんな幸運がずっと続くはずがないですから。


もちろん、極めて冷静とか言ってるけど、専業だから生活が懸かってるので、6月は負けを喫する度に、『もう死のうかな』と思うくらい精神的に追い詰められましたよ(笑)

でも、『粘り強さ』は私の数少ない長所なので、どれだけ打ちのめされても自暴自棄になる事は絶対にないし、いつも通りの準備を淡々とこなす事が出来るんです。

専業トレーダーになってから、準備が出来ないくらい落ち込んだのは、愛猫のピーターが死んだ時だけですから。


だから今は苦しいけど、感覚は相変わらず冴えてるし、ピボット手法が噛み合ってくれない事がこの苦戦の原因なので、諦めずに頑張ります。

少し運があれば、トレード成績は全く違うものになってたし、それに、数年間生活できるだけの蓄えはあるので、焦る必要はないですからね。

というわけで、4月から検証を始めたドル円の実戦投入も考えたけど(検証では一応プラス)、でも、苦し紛れに手を出すと逆に痛い目に遭いそうなので、もうしばらくユーロドル一本で頑張ります。


為替相場

6月の為替相場は、英国の国民投票が席巻しましたね。

世論調査では競ってたけど、『EUのメリットを理解できない奴が5割を超える事はないだろう』と信じ切ってたので、離脱という結果には私も凄く驚きました。


でも、私は3ヶ月前の記事で、『もし離脱したら英国経済は完膚なきまでに叩きのめされるので、英国同様に世界への意識が低い日本のような国に、EUやTPPの重要性を知らしめる事が出来るからむしろ離脱して欲しい』と書いたし、この結果は地球にとって良かったと考えてます。

どれだけ説明しても、『共有すること』の重要性を理解できない連中には、英国が死んで行く様を実際に見せつけるしかないですから。

ただ、この国民投票には法的拘束力がないので、EUからの離脱によって直面する現実を知れば、離脱派も流石に危機を認識するだろうし、世論が動いて結局残留になるかもしれませんね。


まあ、最終的にどんな結果になっても、今後のマーケットに大した影響はないだろうし、私は全く心配してません。

国民投票当日のポンド円や日経平均の下落は凄かったけど、リーマンショックの時とはファンダメンタルズが大きく異なるので、当時のようにガンガン暴落する事は有り得ないですから。


ただ、かといってリスクが全くないわけではないし、米国の金融政策には要注意です。

『意地になる奴はバカだ。意地になる奴は絶対にリーダーになってはいけない』と私は何度も書いてるけど、イエレンは意地になる傾向がありますから。

だからイエレンが、『サブプライムショック後も利上げに固執して、リーマンショックを引き起こしたECB前総裁トリシエ級のバカ』だったら、強引に利上げしようとするだろうし、まずい事になるでしょうね。


最後にユーロドルに関してですが、国民投票の時は結構下げたけど、『この結果はトレンドには影響しない』と私は考えてます。

だから、7月もこれまでと同じ戦略で臨むつもりなんですが、ただ、もしイエレンが間違いを認めて緩和に舵を切れば、ユーロドルの環境は一変するので、その時は戦略をガラッと変えます。


長期投資

6月は為替相場だけではなくて、ソフトバンクにとっても激動の一ヶ月だったんですが、その激動の中でも、後継者に指名していたニケシュとの決別は衝撃だったし、『孫正義・理解ランキングで世界5指に入る』と自負する私でも(笑)、これには流石に驚きました。

ただ、こういう事があると、『孫正義もついに老害になってきたな』と思うかもしれないけど、孫さんは、自らの能力を顧みずに社長にしがみつくような人ではないので、『自分はソフトバンクにまだ必要&ニケシュは物足りない』と感じたから、この決断に至ったと思うんですよね。

私は常に未来の事ばかり考えてるから分かるんですが、ニケシュには、ビジョンに関して気になる発言がいくつかあったので、おそらく孫さんも、そこに不安を感じてたはずですから。


でも、ビジョンはイマイチだったかもしれないけど、グーグルの実質的な経営者という職を捨ててソフトバンクに来るのは簡単じゃないし、それに、全財産を投じて自社株を買うほどの強い覚悟を持つ男なんて、そうはいないですよ。

だから、出来れば№2として孫さんをずっと支えて欲しかったので、ニケシュとの別れは凄く悲しいし、またいつか戻ってきてくれたら嬉しいですね。


それから、もうひとつの激変であるグループ企業の相次ぐ売却についてですが、私は先月の記事で、『スーパーセルとガンホーは売るべき』と書いたし、ゲーム事業との決別は大歓迎です。

ただ、スーパーセルは上手くやったと思うけど、ガンホーに関しては、もっと早く決断してれば遥かに高く売れたので、ちょっと勿体なかったですね。


でも、こういうのって外から見ると、『売却遅すぎるよ』と感じてしまうんですが、当事者は色々考慮しないといけないので、仕方ないんです。

私は個人投資家だから、ダメだと思ったらすぐ売れるけど、孫さんにはこれまでの人間関係とかもあるので、成長の見込みがなくなったからといって、スパッと切るなんて出来ないですから。


それと、一部売却したアリババに関してですが、私はこれまでに、『段階的に売却した方がいい』と何度か書いてたし、この決断も大歓迎です。

孫さんは、『ジャックマーは同志だ』と仰るけど、ジャックマーの頭の中にあるのはアリババの事だけだし、しかもアリババは、インドや東南アジアで、ソフトバンクの投資先と競合する動きを見せてますからね。

だから、『アリババは1株も売りたくない』とまで言ってた孫さんを説得して、売却に踏み切らせてくれたニケシュに感謝です。

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お疲れ様です

6月はすごい相場になりましたね。
自分はまだFXの経験が浅いので、結局今月は無理せず、ほとんど様子見でした。

イギリスのユーロ離脱の影響で、今後のユーロドルの扱いに少し不安を感じていたんですが、しがないさんの意見を聞けて安心しました。

それと、ドル円の検証もしてたんですが、ドル円難しいです。しがないさんは今後ドル円も使えそうな手ごたえありますか?

Re: お疲れ様です

ありがとうございます。

よしさんは、ほとんど様子見だったんですね。
でも、不安を感じてる時に無理してトレードしてもロクな事がないですし、その判断は正しかったのではないでしょうか。
私なんか、ずっと張り付いてたのに負けてますからね(笑)

国民投票はもう終わったので、ユーロドルに関しては、それほどリスクを意識する必要はないと思います。
ただ、週またぎは避けた方がいいでしょうね。

ドル円が特に難しいとは私は思いません。
検証なんて所詮気休めみたいなものなので、ユーロドルと同様に、トレード手法と相場が上手く噛み合えば大きく稼げるし、噛み合わなかったら全然稼げない、ただそれだけの事だと捉えてます。

私は去年、ユーロドルで636pips獲れたんですが、今年はまだ75pipsですからね(笑)

No title

しがないさんこんにちは。
先月はイギリスの国民投票があったので、しがないさんはどう考えてるかな~と更新が待ち遠しかったです。
大変な月だったのに更新ありがとうございます。
相変わらずのリアルなトレード記録はホント勉強になります!

No title

アドバイスありがとうございます。
今はまだまだ経験不足なので、不安に感じる場面はできるだけ避けていこうと思ってます。

ユーロドル、けっこう荒れるんですね。
短期間の成績で判断してる自分って(笑)やっぱりまだまだです。
ドル円も引き続き検証だけですが、やってみます。

No title

僕もイギリスのEU離脱はないと思ってたのであの結果には驚きました。てっきり残留するとばかり思ってて離脱した場合の影響とか全然勉強してなかったので、国民投票が終わってから慌てて勉強を始めたところです(笑)

それにしても、これで本当にイギリスが離脱すればポンドの影響力は落ちるでしょうし、スコットランドが独立してEU加盟なんて事になったらなおさらでしょうし、やっぱりポンドは消える方向に動いてる感じがしますね。あのタイミングでポンドと決別したしがないさんの判断はさすがだと思いました。

Re: No title

自称紳士さん、こんばんは。

楽しみにして下さってありがとうございます。

6月はなかなか激しかったですよね。
ポンド円とは、2014年限りで決別しといて正解でした(笑)

『私のリアルなトレード成績は参考になる』と言って頂けると凄く嬉しいです。
ただ、こんな情けない所ばかりではなくて、そろそろキリッとした所もお見せしたいので(笑)、今月は一層気合を入れて頑張ります。

とはいうものの、相場の世界では、気合を入れたからといって、それが素直に結果に結びつくわけではないんですが(笑)

Re: No title

そうなんですよ。
トレード手法が噛み合うか噛み合わないかで、パフォーマンスは大きく変動するので、検証はあまり参考にならないんです。

なので、実戦投入の判断基準は、『年間トータルではプラスに出来そうだな』くらいのざっくりした感じで十分だと思います。

最悪なのは、検証の時に、『いいとこ取り』をする事です。
これをやってしまうと、大抵の場合、リアルに移行した途端に勝てなくなりますから。

Re: No title

ZSBさんも、やはり残留だと考えてたんですね。
離脱に投票した人達の気持ちも分かるんですけど、もっと広い視野を持って頂きたいものですよね。

ありがとうございます。
ポンド円と決別した当時は、離脱どころか、そもそも国民投票が行われる事すら予想してなかったんですが、ただ、『英国は政治リスクが高まってるな』とは感じてたんですよね。

なので、ポンド円には愛着があったので、別れるのは辛かったんですが(笑)、思い切って良かったです。
ZSBさんの仰るとおり、ポンドの流動性は減少するでしょうし、どんどん危険な通貨になりますからね。

No title

いつもブログを拝見させてもらっています。
しがないさんの記事は興味深く勉強になるので、月1の更新を楽しみにしています。

自分はドル円専門で2年ほどトレードしている(±0ですが・・・)ので、しがないさんにもぜひドル円をやってほしいです!

初めまして。

個人投資家のリアルを探し求めていましたらこちらにたどり着きました。
手法以外の記事をすべて読ませていただきましたが、巷に溢れかえっているブログとは一線を画したものを感じました。
私はfxの世界に足を踏み入れてまだ2ヶ月の超初心者です。
これからも勉強させていただきます。

一つ質問があります。
トレードに置いて、期待値、確率論、リスクリワードといった面のお話を是非聞かせていただきたいです。
と、言いますのも私は世間一般で言われるところのギャンブルであるパチンコパチスロにおいて期待値、確率論の面からアプローチし、利益を得ています。
fxにも期待値、確率論の側面があると自分なりに学習し、興味を持った次第です。

ご意見お聞かせ願えるようでしたら宜しくお願い致します。、

Re: No title

もんたさん、こんばんは。

楽しんで下さってありがとうございます。
いつも心を込めて記事を書いてるので、そう言って頂けると凄く嬉しいです。

もんたさんはドル円をされてるんですね。
±0との事ですが、私なんか3年終わった時点でほぼゼロでしたし(笑)、感情のコントロールが出来るのであれば、大丈夫ですよ。

おそらく9月から、ドル円を扱う事になると思います。
出来ればユーロドル一本でいきたいんですが、成績があまりにも酷すぎるので(笑)

Re: 初めまして。

JPさん、初めまして。

気に入って下さってありがとうございます。
他では絶対に読めない記事を書くことを常に心がけて、ブログの運営をしてるので、『巷に溢れかえっているブログとは一線を画してる』と言って頂けると凄く嬉しいです。

ご質問に関してですが、私もキャリア初期の頃は、期待値とかリスクワードなんかを意識して、トレード手法の検証を必死にしてたんですが、でも、今は全くしなくなりました。
相場の世界ではブラックスワンが起こる事があるので、そういった金融工学的な考え方は非常に危険ですから。

例えば、もし確率論に頼ったトレーディングをしてたら、先月の国民投票相場や、2015年1月に起こったスイスフランショックで確実に退場させられてますからね。

それに、ノーベル経済学賞を受賞した学者を2人擁した、LTCMというファンドがかつてあったんですが、このファンドは、『金融工学的には、ロシアが債務不履行に陥る確率は100万年に3回だけ』と計算してたんです。
ところが、確率的には100万年に3回という、天文学的数字だったはずの債務不履行が起こったので、LTCMはあっという間に破綻しましたから。

相場の世界で最も大事なのは感覚なので、データに頼ったトレードにならないように気を付けて下さい。
市場環境は刻一刻と変化するので、同一条件の場面は二度と現れないですから。

こんばんは。

しがないさん、こんばんは。
6月のトレードお疲れ様でした!
6月は本当に「凄いものを見せてもらいました!」という相場でしたね。
まさか、イギリスがEU離脱を選択するとは思ってもいませんでした。
なんだかんだで、結局は残留するんでしょ…そしてポンドジリ上げの時に
のんびり屋の私は案の定乗り遅れ、どこかで売り場を探そうとしていました。
それが功を奏し、結果的には利益を出すことが出来ました。
しかし、イギリス内の分裂、EUの分裂はこれからも続くのか、中国は大丈夫なのか、資源国はどうなって行くのか……
これからの経済が本当に恐いです。

そんな中、3か月ほど専業トレーダーをしていた私ですが、時間の使い方が下手というか、くそ真面目過ぎて 四六時中相場に取り付かれ、また今後の世界経済があまりに不安で「やはり私には無理だな」という結論に至りました。
なので、やはり仕事をする事にしました。
(たいした仕事では無いのですがね)
専業トレーダーになるのは 精神的にまだまだです。
でも、これからも少しづつトレードは続け、しがないさんを影ながら応援していくつもりです。
これからも頑張って下さいね

Re: こんばんは。

ケロルさん、こんばんは。

6月はホント凄かったですよね。
ポンドはずっと下落トレンドだったにも拘わらず、離脱でああいう反応をするという事は、市場もやはり、結局残留だろうと考えてたんでしょうね。

ただ、ケロルさんは、この国民投票相場を上手く乗りこなしたんですね。
のんびり屋だったのが功を奏したと仰いますが、お見事です。


専業トレーダーをお辞めになられるんですね。
でも、素晴らしい判断だと思います。

現在の私のトレード成績が示すとおり、相場の世界は、経験や努力が単純に結果に結びつかないので、安定感が全くないですし、仕事には明らかに不向きですから。

それに、私の場合は精神的に病んでるので、好むと好まざるとに拘わらず専業をやるしかないんですが(笑)、外で働いた方が間違いなく充実した人生を送れますしね。

応援ありがとうございます。
私も、ケロルさんがワンコちゃんと幸せな生活を送れる事を祈っています。

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