《7月のトレード成績》
ユーロドル 4勝4敗 13.0pips

《2016年の年間成績》
ユーロドル 15勝24敗 87.8pips

《長期投資》
ソフトバンクグループ 3796円   620株
ヤフー         415円  1500株
(7月末時点の含み益・124万)


FX

今年の上半期は、獲得pipsが僅か75に留まるという戦いを強いられたんですが、ただ、私の感覚はずっと悪くなかったし、ピボット手法が相場と噛み合ってくれなかった事が、不振の原因だったんです。

だから、永遠に噛み合わないなんて事はないので、そろそろ良い流れが来るだろうと期待してたんですが、ところが、これまでの12年のFX歴で3本指に入るくらいの、驚異的な不運に見舞われてしまいました。


ストップをつけた直後に反転して、予定してたリミットを達成したのが2回と、リミットに数pipsまで迫ったのに、最後のひと伸びがなくて20pips程度の利益に留まったのが2回、さらに、一旦は50pips以上の含み益になりながら、戻り高値で切られるという悲惨なトレードまでありましたからね。

相場の世界に不運は付きものとはいえ、スランプの真っ只中でこんな目に遭うのは流石にきつかったし、『なぜ今なんだ?』とFXの神様に何度も語りかけましたよ(笑)


ただ、こういう事があるとつい悲観的になってしまうけど、もっと大きな視点で見ると、これだけの不運に見舞われながら、それでも勝てたのは、『逆に運がある』と言えるのかもしれません。

精神的には150pipsくらいやられた感じなのに、結果は13pipsのプラスですからね。

だから、『俺は運に恵まれてる男なんだ。俺は持ってる』と都合のいい解釈をして(笑)、気持ちを切らさずに頑張ります。


それからユーロドルの投資戦略については、FOMCは予想通り変化がなかったので、8月も基本的にはショート中心になると思います。

ただ、ずっとショート中心と書いてるので、『しがないさんは、ユーロドルは下がると予想してるんだな』と思われてるかもしれませんが、私はそんな風には考えてないんです。

米国とユーロ圏の金融政策が現在膠着してるから、『上がる時は巻き戻しで一気にいく→金利差が効いてきてジワジワ下がる』という展開になり易いので、結果的にショートが多くなってるだけですから。


だからレンジっぽい展開をイメージしてるんですが、でも、米国の金融政策はいずれ緩和に転換するので、雰囲気の変化には常に注意を払わないといけないし、市場が織り込み始めたら戦略を変えるつもりです。

そして、これはドル円にも言える事なので、今は円高に振れてるけど、米国が引き締めでいる内は、どんどん下落する事はないでしょう。


為替相場

2016年は、年初から激しい動きになった事もあって、『リーマン級』とか、『8年サイクル』といった不安を煽る表現をよく見かけます。

だから警戒してる人が多いと思うんですが、でも、年初から一貫して言い続けてる通り、リーマンショックが起こった2008年とはファンダメンタルズが全然違うので、全く心配する必要はありません。


当時は地球全体がインフレに悩まされてたので、ECBの利上げによって、『他も一斉に引き締めに転換するんじゃないか?』と感じた市場が巻き戻しに走ったけど、今は引き締めなのは米国だけなので、暴落なんて有り得ないですから。

でも、リーマンショックのような事は絶対にないんですが、イエレンは相当意地になるタイプだし、何としてもあと1回利上げしようとするので、不安定な市場環境は長引きそうです。


ただ、私はイエレンに対して厳しい事を何度も書いてるので、誤解してる人がいるかもしれないから断っておきますけど、『間違えたこと』を責めてるわけではないんです。

間違わない人間なんてこの世にひとりもいないし、私だって、間違えまくってますから(笑)

だから、批判の対象は間違えた事ではなくて、『インフレも経済も予想より遥かに弱かったのに、そのまま意地になって利上げに踏み切ったこと』なんです。

現在は、欧・日・英・中といった他の主要国の金融政策が全て緩和だから、利上げが致命傷にならずに済んでるけど、もし環境が違ってたら、リーマンショックを引き起こしたトリシエのように、地球全体にとんでもないダメージを与えてたんですから。


予想とは違う展開になったのに、意地になってそのまま突っ込む奴はリーダーとして最悪だし、そして、我々FXトレーダーも決断を下す立場だからある意味リーダーなので、間違った時は潔く認めないといけません。

意地になってナンピンなんかで凌ごうとする投資家は、いつか必ず破滅しますからね。

実際に私も、200万の含み益を失った時に、もし意地になって突っ込んでたら、1年後のリーマンショックで全財産を失ってたんですから。


長期投資

孫さんは、ソフトバンクを世界一の企業にすると明言してるんですが、私は孫さんのこの大ボラは間違いなく実現すると確信してるし、疑った事は一瞬たりともありません。

ただその一方で、『世界№1になるには、現在のソフトバンクのポートフォリオではちょっと足りないな』とも思ってたんです。


ソフトバンクの主要事業のひとつであるスプリントはこれからガンガン伸びるし、しかも、おそらく3年後くらいに経営難に陥るTモバイルUSを買収するので、いずれ間違いなく米国№1のキャリアになるでしょう。

そして、米国で一番になったら次はインドに進出するはずなので、海外の通信事業は伸びしろが大きいんです。
(出来ればインドの前に中国を攻めたいけど、共産主義国家だから通信会社は買えない)

ただ、その他の主要事業である国内通信はもう大きく伸びる事はないし、それにヤフージャパンも、NTTを上回るくらいの利益は確実に出せるけど、でも日本だけなので、限界があるんです。


だから、世界№1のキャリアになって、さらに、今はほぼ価値を無視されてる、アリババやスナップディールといった企業への出資を評価されるようになったとしても、それでもアップルやグーグルを超えるのは難しいんですよね。

もちろん、ペッパーが爆発すれば可能だけど、現時点ではロボット事業は計算出来ないですから。

だから私は、『時価総額世界№1を達成するための、最後のピースをどう埋めるんだろう?』とずっと考えてたんですが、今回3兆3000億円で買収した、半導体IPの設計を手掛けるARMホールディングスが加わった事によって、ようやく目処が立ちました。


それにしても、私は2か月前の記事で、『ゲームなんかいいからプラットフォーム・カンパニーを目指して欲しい』と書いたんですが、アリババやスーパーセルの売却益を活用して、ソッコーでプラットフォームを獲りに行くなんて、流石は孫さんです。

ARMについて色々調べてみたんですが、物凄い企業だし、『ついにソフトバンクが情報産業のデファクトスタンダードになる』と思うとワクワクしますね。

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不調でも年間プラスなのが、すごいです。
私は兼業ですがFXでプラスにできることの難しさを毎日痛感してます。
上手くいかなくなるとFX関連のセミナーやトレーダースクールなどの広告が目につきます笑
しがないさんに質問なのですが、FXって投資なのでしょうか?10年後を見越しての長期保有は投資だと思うのですが、短期売買は投資じゃなくて、マネーゲームなのかなって個人的には思ってます。

Re: タイトルなし

ありがとうございます。

ただ、プラスとは言っても、7ヶ月で88pipsはヤバ過ぎますし、もう少し勝ちたい所です(笑)

ボナさんも苦戦しておられるんですね。
私も一度商材を買った事があるので、セミナーなどの広告につい目がいってしまう気持ちは凄くよく分かるんですが、そういうのは100%偽者なので、お気を付け下さい(笑)

FXを投資と捉えるか、それともただのマネーゲームと捉えるかは、ファンダメンタルズ分析の有無によるのではないでしょうか。
例え短期売買であっても、私のようにファンダメンタルズを重視してるトレーダーは、投資という意識が強いですから。

でも、世の中の殆どのFXトレーダーは、テクニカルだけでトレードしてるので、マネーゲームと表現した方が的確かもしれませんね。

ファンダメンタルズは、短期売買には効果がないように思えるんですが、長い目で見れば明らかに違いを生みます。
なので、しっかりやるべきですし、というかもっと正確に言うと、ファンダメンタルズをしっかりやった者だけが勝ち続けられると思います。

返信ありがとうございます。
もう1つ質問があるのですが、1日どれくらい画面と向き合っていますか?
私は帰宅後三時間貼り付いてトレードしてますが、中には1日30分だけしか見ない専業トレーダーもいるみたいで…。
しがないさんは以前の1日のスケジュールの記事で貼り付いてるとのことでしたが、ピボットを導入してからはどのくらい画面を見てるか気になりました!

Re: タイトルなし

ピボットでトレードするようになってからは、集中して見る時間はほぼゼロになりました。
今はファンダメンタルズで戦略を決めて、あとは指値を入れるだけなので、チャートを見る必要がなくなりましたから。

ただ、集中して見る事はなくなったんですが、見る頻度は相当多いです。
おそらく5分に1回くらいは見てるのではないでしょうか。

動画を見たりとか、ニュースを読んでる時でも、『区切りがいい所で一旦中断して、現在の為替レートを確認してまたすぐ戻る』という感じなので。

でも今の手法は、指値さえ入れておけばほったらかしに出来るので、凄く楽ですね。
以前のボリンジャーバンド・フィボナッチと平均足を使ったトレード手法は、『サインが出た瞬間に素早くクリックすること』を求められてたので(笑)、サインが出そうな値動きになるたびに、画面に拘束されてましたから。

No title

毎年利益を出されて、尊敬いたします。
私もしがないさんと同じくFX暦12年になりますが、リーマン暴落時に大きく痛手を被りました。
また、いつか暴落するのではないかと思い、ロットをかなり小さくして売買しています。

しながいさんに質問ですが、エントリー時の売買ロットはどのように決められているのでしょうか?

Re: No title

ありがとうございます。
私はトレードの才能は全くないんですが、粘り強さが持ち味なので(笑)、年間トータルではなんとかプラスになってます。

リーマンショックはホント凄かったですよね。
私はトレードを完全に休んだので、被害は免れたんですが、あの激しい値動きは衝撃でした。
1日だけじゃなくて何日も続きましたからね。

ロットの決め方に関して明確なルールはないんですが、一応、『もし100pipsくらいストップが滑っても、立ち直れないダメージにならない程度』を目安にしています。

通貨ペアは最も流動性のあるユーロドルを選んでますし、それにファンダメンタルズ分析によって、常にリスクの見極めに全力を注いでるんですが、万が一という事がありますから。

ただ、不安を感じてるのであれば、無理にロットを大きくしない方がいいと思います。
基本的に、ロットと獲得pipsは反比例しますから。

売買ロッド

ご返事ありがとうございます。

最後の一文に感銘いたしました。
基本的に、ロットと獲得pipsは反比例

実はリーマン敗戦後からロッドをかなり低くレバレッジが無い状態でトレードしています。ドル円の円高で、最近調子が良くなってきているので、ロッドをあげればかなり稼げるのではないかと思ったしだいです。

ロッドをあげてくると、またリーマンの悪夢がよぎります。当時、損失が膨大になってしまったのでメンタル的にかなりきつかく、PC画面(損失の赤字です。)が見られなく無気力になりました。

しがないさんのような専業トレーダーあこがれています。調子が悪くても、年間で損をしなくなるには、まだまだ修行が必要だと思っています。

1人でFXをしていると時々トレードがあっているのか
分からなくなってきて、しがないさんのブログに行き
あたりました。過去ログも読ませていただいており大変勉強になります。








Re: 売買ロッド

最近調子がいいので、迷っておられるんですね。

ドル円はユーロドルの次に流動性が高い通貨ペアなので、基本的には、ストップが大きく滑る事をそれほど警戒する必要はありません。
ただ、最近は日銀の政策決定会合が、ECB理事会やFOMCを凌ぐビッグイベントになってますし、さらに介入の思惑もあって、リスクが増してるんですよね。

なので、ロットを上げるタイミングとしては、あまり適してるとは言えないと思います。
それに、今は上手くいってるのかもしれませんが、目先の利益に捉われた行動をすると、いずれ反動が来る可能性が高いですから。

参考にして下さってありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
専業トレーダーへの転職をいつか実現出来るといいですね。

私もユーロドルやってます。

初めまして。グーグルで「FX専業」で検索して、しがないさんのブログ拝見いたしました。身の上話ですみませんが、私も仕事がいやになってきたくちです。本業は自営業で会社を長い間続けていますが近日中に会社をたたむ予定です。FXを初めて5年ほどたちますが資金量を抑えながら勝ったり負けたりで収支トントンの状態が続いております。今まではスイング中心でトレードしていたのですが最近デイトレでポジションを段階的に増やすことを試しております。資本はあまり増えていないのですがなぜか根拠のない自信がついてきて早く増やして専業になりたいと気ばかり焦る日々です。孤独な生活なため人恋しい状態です。難しいかもしれませんがご都合がよろしければTELやスカイプで雑談しませんか?

Re: 私もユーロドルやってます。

会社をたたむ事を機に、専業トレーダーへの転職を考えておられるんですね。

ただ、最近は結構好調との事ですが、専業はあまりお勧めしません。
FXは一時的に勝つ事はあっても、勝ち続けるのが物凄く難しいので、仕事には明らかに向いてませんから。
それに、自営業をしておられたのであれば、コミュニケーション能力もおありだと思いますし、通りすがりさんなら、どんな仕事でもこなせるはずですから。

でも、今は気持ちが専業に突っ走ってると思うので、専業に転職するのであれば、リスクを強く意識してトレードする事を心がけて下さい。

申し訳ないんですが、電話やスカイプでの個人的なやり取りは応じられません。
正直言って自分の生活で精一杯なので、誰かの相談に乗る余裕は、今の私にはないですから。

ただ、余裕どうこう以前に、初コメントでいきなり電話で話したいと要求するのは、どうなんでしょうか?
もし通りすがりさんが同じ事をされたら、『いいですよ。話しましょう!』となりますか?

余計なお世話かもしれませんが、FX業界は詐欺師だらけですし、『過程を全部すっ飛ばして必要なものだけを手に入れたい』と考えてる人は、連中にとって格好のターゲットになるので、どうかお気を付け下さい。

No title

お返事ありがとうございます。
おっしゃる通りです。軽率でした。

ジモティというサイトでFX仲間を募集したノリで
コメントしてしまいました。そのときは何度がFX経験者の人と知り合えたのですが楽に儲かる方法を知りたい方ばかりでした。結局付き合いもすぐになくなりました。

まわりにFXで成功している人がいないため本当に真剣に取り組んでいる方とお話ししてみたかったという気持ちだけで特にやり方を教えてほしいとかご面倒をお掛けするようなことは考えておりません。ご理解いただければ幸いです。

今後は軽率な行動でトラブルに巻き込まれないよう気を付けたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。今後もブログ楽しみに拝見させていただきます。

Re: No title

いえいえ、こちらこそ不愉快な思いをさせてしまって申し訳ありません。

通りすがりさんが私と話したいテーマが、やり方やトレード手法といった、儲ける方法に関してではないという事は、もちろん理解しておりました。

なので、過程を全部すっ飛ばしてと私が申し上げたのは、『何度もやり取りしたわけでもないのに、いきなり話をしたい』という考え方についてなんです。

現在は生活に困っておられないので大丈夫かもしれませんが、こういう考え方をしてると、勝てなくなった時に、儲かる方法を最短距離で得ようとしてしまうはずですから。

そして、商材やセミナーに走ってしまって、さらに泥沼にハマる危険性を感じたので、大変僭越ながら、注意を喚起するお返事をさせて頂いたんです。

初めてコメントをして下さった方に、いきなりこんな偉そうな返事をするのはどうかと思ったんですが、今しか言う機会がないと感じたので、思い切って踏み込みました。

にもかかわらず、こんなに丁寧なお返事をして下さってありがとうございます。

情報商材の危険性と専業トレーダーについて

お世話になっております。
気を使わせてしまって申し訳ございません。

確かに情報商材の危険性はありますね。
ある程度知識がある人であればうさん臭さはすぐにわかります。初心者の方は基本的な知識がないため聖杯を求めて信じてしまうことがあると思います。また自分にあった取引手法でないと続かないため私は独学ですが書籍を購入して検証用のソフトや自分のトレードで試すぐらいで十分だと思っています。

しがないさんはファンダメンタルズを重視されているご様子ですが私はどちらかといえばテクニカル派です。ファンダメンタルズは市場の反応を見るために用います。勝率は求めないですがリスクに対するリターンを重視して視覚的に判断することで感情や思い込みを抑制しています。ですので情報商材やセミナーには興味がありません。

人は環境により変わることが出来ると信じています。より良い関係が出来て環境が変わることを期待してどこでもズカズカと飛び込んでしまう人間ですのでこちらこそ不快な思いをさせてしまったことをお許しください。

最近読んだプロトレーダーという本でトッド・ゴードンというFXトレーダーが専業になるには20万ドル~30万ドル必要と話しています。さすがにそのような大金は用意できないため地道に別の仕事を探して兼業でトレーダーを続けていきます。

Re: 情報商材の危険性と専業トレーダーについて

通りすがりさんは、トレードについて、しっかりした考えをお持ちなんですね。

私が申し上げた事は、完全に余計なお世話でした。
申し訳ありません。

専業についても、もう心に決めておられるのかと勘違いしておりました。

じっくり準備しておられるようですし、その努力が実を結んで、いつか専業に転職出来るといいですね。

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