月間収支の記事で既に何度も触れてるんですが、私は今年の3月から、『相場が動意付いた時だけエントリーする』というトレードスタイルに変更しました。

私のピボット手法は完全に順張りなので、方向感がなくてボラティリティに乏しい時よりも、相場に勢いがある時の方が、明らかに相性が良いですからね。

ただ、こんな事を書いてると、『そりゃそうだ。順張り手法でボラがない時にエントリーしたら、勝率が低くなって当然だよ。なんでもっと早く気付かなかったの?』と感じる人が多いかもしれません。

私は2015年からピボットを使い始めたので、2年以上も経ってようやく、勝率の低さへの対策を立てたわけですからね。


でも、対策を立てたのは今年になってからだけど、『ボラがない時は勝率が悪い』という傾向に今まで気付かなかったわけではないし、というか実際には、順張り型のピボット手法を採用した時点で予想してたんです。

私は今年でFX歴が13年になるし、個人投資家としては相当なベテランなので、この程度の事は当然想定できますから。


ただ、想定はしてたけど、相場が動意付いた時だけに限定するとトレード回数が激減するので、ボラがない時でもある程度はエントリーせざるを得なかったんです。

外為は頻繁にトレンドが出る市場ではないので、動意付くまで待ってたら、下手すると、『2~3ヶ月トレードゼロ』という事態に陥ってしまいますからね。

だから、出来るだけ安定して稼ぎたい専業トレーダーにとっては明らかに不向きなので、『動意付いた時限定のトレードスタイルは現実的ではない』と結論付けて、採用は見送ったんです。


というわけで、ボラがない時でも出来るだけエントリーする事にしたんですが、2015年はピボット手法と値動きが上手く噛み合ってくれたんですよね。

だから、順張りの問題点が明るみに出る事がなかったので、『ボラがなくてもそこそこ利益出せるな』と思ってたんですが、ところが2016年になると、状況が一変してしまったんです。

相場観は決して悪くなかったのに、手法と値動きが噛み合ってくれなくなったから全然勝てなかったし、とりわけボラがない時の成績は悲惨でしたから。


だから、『7月までで僅か88pips』という危機的状況に陥ったので、殆ど苦し紛れだったんですが、9月からドル円を追加して、2通貨ペア体制に変更したんです。

すると幸運な事に、2通貨ペア体制になって2ヶ月後の11月からトランプラリーが始まったから、ドル円の押し目買い戦略が上手くいったので、11~12月の2ヶ月で150pips以上獲れたんですよね。

そして、トランプラリーに乗れた事をキッカケに、ボラの有無によるパフォーマンスの違いを思い知らされたので、『動意付いた時の効率の良さ』に私はすっか魅了されてしまったんです(笑)


だから、とにかく一度チャレンジしてみる事にしたんですが、ただ、ボラがない時を全部見送るとトレード回数が激減するので、その減少分を補う対策が必要になります。

ユーロドル・ドル円共にドルストレートなので、ドルの動向に大きく左右されますからね。


だから私は、『サポート①かレジスンタンス①でエントリーして、ピボットで利確』というこれまでの基本ルールに加えて、『相当強い時は、ロングならピボットでエントリーして、レジスタンス①で利確。ショートならピボットでエントリーしてサポート①で利確』という新ルールを追加して、減少を補う事にしたんです。

強いトレンドが出た時は、浅い調整で切り返す事が多いので、サポート①やレジスンタス①で待ってても、見てるだけで終わる事が多いですからね。


というわけで、トレードスタイルを大きく変えたんですが、変更して以降の3ヶ月間で、『9勝0敗、+177pips』という望外の結果を残せたので、これまでの所は、勝率が5割にも満たなかった以前とは比較にならないほど効率良く稼げてるんです。

しかも、トレード回数の減少を補うために採用した新ルールでも3勝上積み出来てるので、トレード中の精神状態も含めて、何もかもが良い方向に進んでるんですよね。


だから、この取り組み方は間違いなく優れてるので、なかなか結果が出ない人は、『相場が動意付いた時だけエントリーする』というトレードスタイルを一度採用してみてはどうでしょうか?

特にチャンスが来るまでずっと待つ事が可能な兼業トレーダーとは凄く相性が良いので、ほぼ確実に利益を出せるようになりますから。


もちろん、このトレードスタイルはエントリ-回数が極端に減少するので、短期間で資産を大幅に増やす事は出来ません。

でも、2通貨ペアだったら月平均30pipsくらいは可能なので、自己資金10万・1万通貨だったら、1年間で36%ものリターンを得られるんだし、それで十分ではないでしょうか。


たった36%って思うかもしれないけど、これを上回るリターンを安定して出してる投資ファンドは、世界でソフトバンクだけですからね。

だから、36%という数字は実は驚異的なので、『一気に倍にしてやるぜ!』みたいな強欲な考えをするのではなくて、もっと謙虚な姿勢でにFXに取り組むべきです。

FXは、3年連続で税金を払える人が1%にも満たない厳しい世界だし、勝ち続けるだけでも、殆ど奇跡なんですから。

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No title

しがないさん、こんばんは

日記拝見しました

1つ質問をさせていただきたいのですが、しがないさんがボラのあるなしを判断する時、何か指標をお使いでしょうか?
例えばADXとか
しがないさんの基準をお聞きしたいです

Re: No title

直人さん、こんばんは。

記事ではボラがある時という表現を何度も使ったんですが、正確にはボラというよりは、今回のタイトルである、『相場が動意付くかどうか』が判断基準なんです。

そしてその判断基準は、ピボットのターニングポイントのブレイクです。
なので、ターニングポイントをブレイクしない限り、どれだけ動いても絶対にエントリーしません。

ただ、2つのエントリーポイントの使い分け方とか、細かいルールがたくさんあるので、コメント欄では詳細について触れられません。
いつか具体的なトレード手法に関する記事も書きたいですね。

No title

はじめまして。

質問です。トレード回数が少なくなる以上、通貨ペアをもっと追加しようとは思いませんか?専業の方でも1つの通貨で取引きされている人もいらっしゃると聞いたことがありますが、通貨を増やすことによってどのようなデメリットがあるのでしょうか?
エントリーが少なくなってしまうからもっと増やせばいいのにと思ってしまいます。

Re: No title

むぎちゃんさん、初めまして。

私が通貨ペアを増やさないのは、ファンダメンタルズを重視して投資戦略をいつも立ててるので、これ以上増やすと頭がこんがらがって、対応できなくなるからです。

理論的には、通貨ペアを増やせば、比例して獲得pipsも増加するはずなんですが、FXは数学が素直に通じるような甘い世界ではないですから。
ある程度経験を積めば、むぎちゃんさんも実感されると思います。

そして、もうひとつの理由は、円より流動性の低い通貨は危険だからです。

ポンドはある程度流動性があるんですが、英国はバカな事ばかりやってるせいで政治リスクが高まってるので、この状況が続けば、いずれ必ず去年のフラッシュ・クラッシュを上回る急変動が起こりますからね。

なので、万が一増やすとしたらユーロ円になるんですが、でもおそらく、これ以上通貨ペアが増える事はないと思います。

もし良かったら、過去の記事を読んでみて下さい。
理由についてもっと詳しく書いてるので、理解して頂けると思います。

No title

いつも楽しみに拝見させて頂いております。
過去の記事で、いつまでも通用する手法は無いと仰っておりましたが、その言葉通り手法を変えて正解のようでしたね。読んでいてこちらも嬉しくなります。

ところで、しがないさんはどうやって気分転換しているのかな?と気になる時があります。
今ハマっている事とかありますか?

Re: No title

楽しんで下さってありがとうございます。

読んでて嬉しくなったという温かい言葉をかけてもらえて、私も嬉しくなっております(笑)

自分のトレード理論を実践して、それが結果に繋がったので良かったです。
真逆の結果になったら恥ずかしいですからね(笑)

今ハマってるものですか?
音楽は昔から好きだからハマってるという感じではないですし、ひとつ挙げるとすれば、『ソフトバンクの未来を考えること』ですね(笑)

今は電車ではみんなスマホをいじってますけど、私はソフトバンクの事だったら何時間でも考えられるので、時間つぶしの道具がいりません(笑)

No title

動意トレードに興味が湧きました。
よろしければ是非トレード画像をアップしてほしいです。

Re: No title

興味を持って下さってありがとうございます。

ただ、記事でも書いたとおり、相場が動意付いたかどうかの判断基準は、ピボットのターニングポイントのブレイクなので、画像を載せても意味がないと思います。

それに、私はそもそもチャートを全く参考にしてません。

チャートを見るのは、寝てる間に起こった事を確認する時だけです。

Re: No title

『記事でも書いたとおり』と書いたんですが、この記事では、ターニングポイントのブレイクが判断基準だとは書いてなかったですね。

書いたのは別の記事でした。

勘違いしてしまってすいません。

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