私は、FXを始めた当初から専業への転職を見据えてたし、仕事を辞めるために相場の世界に足を踏み入れたので、兼業トレーダーの頃からずっと、『FX専業トレーダーをゴール』と考えてました。

でも、私みたいなのは少数だろうし、どちらかと言えば初めは、『収入が少しでも増えたらいいな』ぐらいの軽い気持ちでFXを始めたのに、やってる内にすっかりのめり込んでしまって、専業への転職を考えるようになった兼業トレーダーの人が大多数だと思います。

FXは、上手くいくと本業を上回るお金を容易に稼げるので、『こんなに簡単に稼げるんだし、毎日地道に働くなんてバカらしい』という風になりがちですからね。

ただ、サラリーマンから専業トレーダーへの転職を経験した一応先輩である私から言わさせてもらうと、仕事を辞めるのはいつでも出来るし、もしFXで大きな利益を出せたとしても、しばらく様子を見た方がいいと思います。


『仕事を辞めて自由を手に入れたい!』という気持ちは私も痛いほど分かるんですが、でも、相場の世界では、昨日までメチャクチャ勝ってた手法が、いきなり勝てなくなる事がよくあるんですよね。

だから、トレード手法と相場が上手く噛み合ったら、高いレバレッジをかけてるから資金が10倍なんて簡単だけど、逆にトレード手法と相場が噛み合わなくなったら、あっという間に今まで築いてきた全てを失ってしまいますから。


しかも、スタート地点に戻っただけで済めばまだいいんですが、ほとんどの場合その程度では済まないですからね(笑)

人間は欲深い生き物だから、ちょっと上手くいっただけですぐ調子に乗ってしまって、『俺ってもしかしたら天才トレーダーなのかも。ロットを倍にして一気に儲けてやろう』といった感じでロットをどんどん大きくしてるので、流れが変わった時にほぼ間違いなく元本を割り込むだろうし、大きな損失を出す事になるはずですから。

もちろん、今はスキャルピングやデイトレードをしてる人が多いし、リーマンショック以前のようにキャリートレードをする人は少ないので、『全財産を失う人』はそんなに多くないかもしれません。


でも相場の世界では、一度負のサイクルに陥るとなかなか出られないので、例えスキャやデイトレであっても危険なのは間違いないし、専業トレーダーへの転職は、最低3年、できれば5年我慢するべきだと思います。

こんな事を書くと、『俺はもうすっかりその気になってるし、仕事にもうんざりしてるんだ。3~5年も待てるか!』と反論されるかもしれませんが、FXで数百万の利益を毎年出し続けるのは本当に難しいので、それぐらい様子を見ないと、『FXトレーダーとしての適性』は見極められないですから。


私のトレード成績を例に出すと、今年で専業トレーダーになって3年目なんですが、2012年がこの3年間で一番成績が悪いし、しかも、利益が前年の3分の1以下まで減少してますからね(笑)

専業トレーダーになって初めの2年は結構上手くいってたし、正直ちょろいなって思った事もあったけど、でも、今年になって本当に厳しい状況が続いてるので、トレードで生活費を稼ぐ事の難しさを痛感させられてます。


だから自分自身の経験からアドバイスさせて頂くと、仕事は一度辞めたら取り返しがつかないし、専業トレーダーを目指すより、むしろアーリーリタイアを目指した方がいいと思うんですよね。

特に結婚して子供がいる人は、『仕事を辞めて専業になったけど全然稼げない』なんて事は絶対に許されないし、もちろん、FXでアーリーリタイアが可能なぐらいのお金を貯めるのは、専業になるのと同じくらいか、もしかしたらそれ以上に難しいかもしれないけど、その方がリスクは遥かに少ないですから。

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