そして、デモに戻って新たなトレード手法の確立に取り組んだんですが、前回の記事でも書いたとおり、その当時の私はトレード手法の賞味期限を理解してなかったんです。

だから、『デモで勝てるトレード手法を発見!→リアルに移行すると勝てなくなる→またデモに戻る→デモで勝てるトレード手法を発見!→リアルに移行すると勝てなくなる』というルーティンを延々と繰り返してたし(笑)、どれだけ努力してもトレード成績は全く向上しませんでした。

ただ、リアルトレードではずっと苦戦してたんですが、かといって一方的に負けまくったわけではないんです。

FXを始めて間もない頃は、悔しい負け方をしたら熱くなって無茶なトレードをした事もあったけど、2006年の時点ではそういう事は殆どなかったし、ルールさえキッチリ守ってれば、どんなトレード手法であっても、そんなに極端に負ける事はないですから。

だから勝ったり負けたりって感じだったし、短い期間なら、『今回のは結構いい感じ。ついに勝てるトレード手法を見つけたかも!』と期待させるパフォーマンスを出したトレード手法もあったんですが、でも、口座残高のトレンドの方向は、長期的に見ると間違いなく下だったんです(笑)


ただ、なかなか思うようにはいかなかったけど、『専業トレーダーになれなかったら、もう死ぬしかない』という表現が決して大袈裟ではないほど、私はサラリーマン生活に追い詰められてたので、簡単に諦めるわけにはいきません。

だから、誰も聞いた事がないような相当マニアックなテクニカルにも手を出したりして(笑)、粘り強くトレード手法の研究に取組んだんですが、でも残念ながら、結局私が望むような結果を得る事は出来ませんでした。

そうこうする内に、年初の時点では20万ぐらいあった資金も、ついに5万程度まで減少してしまったので、『何をやっても上手くいかない。こんなに努力してるのに結果が出ないなんて、俺にはFXの才能がないのかな。専業への転職は不可能なんだろうか?』といった感じで、完全に自信喪失してましたね。


そして、そんな風にFXを諦めかけてた時にふと頭に思い浮かんだのが、為替相場に携わる者にとって、禁断の果実と言っても過言ではない危険な手法である、『キャリートレード』だったんです(笑)

以前の記事で書いたとおり、私はスイングトレードで、『コツコツ積み上げてきた利益を全て失う』という苦い経験をした事もあって、長期間ポジションを保有するスタイルには抵抗があったし、キャリートレードはずっと避けてました。


でも、当時のFX業界は、本屋の投資コーナーにキャリートレード関連の本が山積みになるほど、豪ドルやNZドルといった高金利通貨は大流行してたし、『平家にあらずんば人にあらず』という言葉があるけど、『キャリートレーダーにあらずんば投資家にあらず』ぐらいの勢いだったんです。

リーマンショック以前からFXをしてる人はご存知だと思うけど、あのムーブメントに抗うのは容易ではなかったし、関心を持たざるを得ない環境でしたから。

それに、私の場合はそもそも仕事を辞めるためにFXを始めたんだし、とにかく結果を出さないといけないので、『リスクが高い』なんて悠長な事は言ってられない立場だったんですよね。


というわけで、散々悩んだ挙句、キャリートレードに挑戦するという結論に達したし、私は思い切って、スワップの荒波に飛び込んでみる事にしました(笑)

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