FX専業トレーダーへの転職を真剣に考えてる人なら誰しも1度は、『FX専業トレーダーになるには、どれぐらいの貯金が必要かな』という疑問が頭に思い浮かんだ事があるのではないでしょうか?

相場の世界は『安定』とは無縁なので、例え、物凄いギャンブラー気質の超自信家だったとしても(笑)、貯金ゼロで仕事を辞めて専業トレーダーになる人はまずいないだろうし、ある程度の蓄えがないと、やはり不安になりますからね。

でも、貯金額に拘ってしまう気持ちはよく分かるんですが、金額どうこよりも、『FXで利益を出す実力が、本当に備わってるかどうか』の方が遥かに重要だと私は常々考えてます。

FXを始めてから今までに色んな人を見てきたんですが、たまたま相場とトレード手法が上手く噛み合って儲かっただけなのに、それを実力と勘違いして調子に乗ってしまう人が凄く多いですから。

だからどれだけ貯金があっても、運だけで勝ってきた人は最後に必ず全てを失うので、1億だろうが10億だろうがあまり意味がないんですよね。


ただ、こんな事を書いてると、『確かにそうかもしれないけど、どうやって運と実力を見極めるんだ?』と感じる人がいるかもしれません。

その見極め方には良い方法があって、スイングや長期投資みたいな時間軸が長いトレードで一発当てたんではなくて、『トレードスタイルがデイトレードかスキャルピングで、右肩上がりで利益をコツコツ積み上げていけてるかどうか』を判断基準にすればいいと思います。


例えば、今の円安トレンドに上手く乗れた人は、『分析どおりの展開になったわ。どうやら俺にはFXの才能があるようだ。ふふふ』と考えてるだろうし(笑)、自信がみなぎってると思うんですが、でもFXでは、スイングや長期投資での大きな利益は、99.9%以上の確率でただの運なんです。

だから、相場の環境が変われば、『今まで夢でも見てたのか?』と感じるくらい全く勝てなくなるので、気を付けた方がいいでしょうね。


もちろん、酒匂さんやチャーリー中山さんは、現役時代は長期投資で相当勝ってたらしいし、そういう類稀な才能を持った天才も実際に存在します。

でも、天才って滅多にいないから天才って呼ばれるわけだし、それに、もしスイングや長期で稼ぐ才能があったとしても、収入が入ってくるのが月一回とか、あるいは数ヶ月に一回なんて状況もあり得るので、そんな不確実な物を頼りに生活していくなんて、現実的ではないですから。


ただ、デイトレかスキャで利益をコツコツ積み上げてれば、それで十分という事は決してないし、尚且つ、『キッチリ損切りをしてるかどうか』というのも必須条件になります。

『スキャとかデイトレでガンガン利益を出してるけど、塩漬けポジションも抱えてます』みたいな人って多いし、例えば昔の為替鬼さんなんかは、運と実力を履き違えてた典型的な例で、この人、スキャルピングで1日100連勝とかしてたんですよね。


『100連勝ってマジか?そんな奇跡的な事が人類に可能なのか?』って思うでしょ?

どんな方法でそれを成し遂げてたかと言うと、答えはとても簡単で、自分が考えてたのと逆に動いて、含み損を抱えてしまったポジションはひたすら放置なんです(笑)

『戻ってくるという確信があるので、ロスカットはしません』みたいな事を当時は言ってて、私はそれを見て、『えっ?いやいや、それは絶対違うぞ』と思ったんですが、その頃の私は為替鬼さんに夢中になってたし(笑)、そういった負の部分からはあえて目を逸らしてたので、あまり深く考えてなかったんですよね。

だから、為替鬼さんについてという記事で、為替鬼さんの哀れな現状を書いたけど、今から思うと、『やはりな』という感じです(笑)


『FX専業トレーダーになるために必要な貯金額』というタイトルだったのに、あまり関係のない内容になって申し訳ないんですが(笑)、とにかく私が言いたいのは、『運と実力を勘違いすると、あとでとんでもない目に遭うから慎重に行動するべき』という事です。

実力が伴ってなかったら、短期間で増えた資金は短期間で失う確率が高いし、結局の所、貯金額なんて大して意味がないですから。

だから、例え現在の貯金額がほぼゼロでも、トレードスタイルがスキャかデイトレで、しかも、損切りはキッチリしてるのに右肩上がりで利益を積み重ねてる人の方が、専業トレーダーになれるチャンスは遥かに大きいと思います。


とはいうものの、私はかなりの慎重派だから、FX専業トレーダーに転職した時は、もし収入がゼロでも3年間は生活できるぐらいの貯金はあったし(笑)、この貯金のお陰で精神的に随分と楽になってるので、皆さんにも、『3年分の生活費』を確保しておく事をお勧めします。

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