というわけで、デイトレードとは決別して、当時大流行中だったキャリートレードに遅ればせながら参戦する事になったんですが、ただ、通貨ペアを選ぶのに意外と時間がかかりました。

キャリートレードは、一度ポジションを持ったら数年から数十年保有する事になるし、選択する通貨ペアによってその後の投資人生が大きく左右されるので、慎重を期さないとけませんから。
(高金利なんて永遠に続くわけがないし、キャリートレードがいずれ破綻するのは少し考えれば分かる事なのに、当時の私は本気でこんな風に思ってたんです(笑))

でも、リーマンショック以前からFXをしてる人はご存知のとおり、キャリートレードと言えば、『豪ドル円かNZドル円』というのがスタンダードでした。

オーストラリア、ニュージーランド共にかなりの高金利だったし(NZに至ってはピーク時は8.25%)、それに、為替レートが70円~80円程度だったから、200円以上のポンド円に比べると保証金がそんなに必要ないので、資金が少なくても大きなロットを運用できますからね。


ただその一方で、2005年12月に起こったリスクオフの円高相場の時に、私はNZドル円で1度痛い目に遭ってたので、オセアニア通貨に対して良い印象がなかったし、なんとなく抵抗があったんです。

しかもオセアニア通貨は、『投資経験が全くない普通の主婦でも、簡単に稼げました』的な感じで、雑誌等のメディアに頻繁に取り上げられてたので、『主婦や学生が話題に上るようになると天井が近い』という相場の世界の定石を考慮すると、立ち向う気にはなれなかったですから(笑)


だから、まずオセアニア通貨を除外したし、さらに、南アフリカランドやハンガリーフォリント、メキシコペソといった高金利のマイナー通貨も選択肢から外しました。

これらの新興国はNZをも上回る高金利だったし、こういったマイナー通貨でキャリートレードをしてる人が当時はたくさんいたんですが、でも、スワップをたくさん貰える代わりに流動性には乏しいので、流石にリスクが大き過ぎますからね。


そうなると残りの選択肢は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、カナダ円という事になります。

そして、この4つの中から、金利が比較的低かったユーロ円とカナダ円は迷う事なく外したんですが、残ったドル円とポンド円は甲乙つけがたかったし、どっちの通貨ペアでキャリートレードを始めるかで非常に悩みました。


最も慣れ親しんでるポンド円でキャリートレードを始めるのが、自然な流れだったけど、ただ、当時のポンドは値動きが凄く激しかったので、『殺人通貨』の名を欲しいままにする、とても恐ろしい通貨でしたから(笑)

だから、値動きがそんなに激しくなくて、流動性もポンド円より遥かに豊富なドル円だと、強制ロスカットに遭うリスクを大きく軽減できるから捨て難かったし、決断するまでにかなり時間がかかったんです。


というわけで、ドル円に傾きかけた事もあったんですが、でも最終的には、『レバレッジを低めにする&エントリーするタイミングをテクニカルで徹底的に研究して、押し目をじっくり待てば大丈夫』という結論に達したので、私はポンド円と共に、長く険しいスワップ稼ぎの旅に出る事になりました(笑)

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