GBP/JPY
スコットランドの住民投票Weekだったので、トレードを休みました。
EUR/USD
① -5.4
② -6.4
③ -2.5
④ -0.7
0勝4敗 -15.0pips
FX
ご覧のとおり、今週はまさかの全敗だったし、悲惨なトレード結果になってしまいました。
感覚はそんなに悪くなかったんですが、トレード手法が相場と全く噛み合ってくれなかったので、『ストップを付けた直後や、エントリーポイントの手前で反転する』という展開が何度かあったし、完全に運に見放されたんですよね。
やはりトレードする通貨ペアがひとつだと安定感が低下するし、スコットランドの住民投票による乱高下を警戒して、ポンド円をトレードしなかった事がモロに響きました。
ただ、今週のポンド円はかなり荒い値動きだったとはいえ、ストップが数十pips滑るほどの急変動はなかったし、トレードも十分可能なボラでしたね。
だから、『トレードしとくべきだったかなあ』と思わず考えてしまうんですが、でも、こんなのはあくまでも結果論に過ぎないし、相場に予測不可能なリスクが存在する時は、絶対に前のめりになってはいけません。
もちろん上手くいけば大きく稼げるけど、例え稼げたとしても、そこに持続可能性が存在しないのであれば、いつか必ず痛い目に遭いますから。
やっぱりFXトレーダーは、『風林火山』を地で行くべきですよ。
最高の準備をしてチャンスが来るまでじっと待ち、そして、そのチャンスが来た時に、『バーン!』と勢いよくクリックするのが(笑)、トレードの理想的な形ですからね。
まあ今週は散々だったけど、直近2週間が好調だったお陰で、精神的には結構落ち着いてます。
でも、2週連続のマイナス収支は絶対に避けないといけないし、この週末はいつも以上に準備を整えて、来週の相場に臨むつもりです。
スコットランドと英国の未来
スコットランドの住民投票は、独立反対派が勝利を収めました。
戦争のない平和な世界を実現するには、経済統合・情報革命に加えて、少数民族の独立も凄く大事だし、私は心の底からスコットランドの独立を望んでたので、この結果は物凄く残念です。
独立賛成派が敗北したのは、サモンド首相のリーダーシップの欠如が大きいのかもしれませんが、それに加えて、住民投票のタイミングも大きく影響したと思います。
本来であれば、『通貨はユーロにするべきか?』という議論がもっと活発にされて然るべきなのに、経済が回復基調の英国に対して、ユーロ圏はここ数年厳しいので、通貨に関しては、『ポンドとの付き合い方』ばかりでしたからね。
これから独立しようとしてるのに、『とりあえずポンドとの通貨統合で凌ごう』みたいな後ろ向きな考え方をしてたら、そりゃ無理ですよ。
でも、今回の住民投票によって、スコットランドの人達もこれまで以上に独立を意識しただろうし、『米国よりはマシだけど、英国も基本的に終わってる』と私は考えてるので、あと数年もすれば、英国とユーロ圏の経済状況は逆転して、『英国なんかでやってられるか!』という機運が高まってくると思うんですよね。
もちろん、もう1度住民投票をするのは簡単ではないだろうし、相当な時間と政治的プロセスを要するのかもしれませんが、次は絶対独立を勝ち取れると私は確信してます。
歴史が証明してる通り、どれだけ遠回りをしても、人類は最後には正しい選択をするし、正しい者が絶対勝ちます。
だから私は、『地球と人類の未来にとって正しい事なのか?』という観点から物事の判断を下すんですが、でも残念ながら、こんな風に考える人は少数なんですよね。
正しい事を実現するには、必ず犠牲を伴うので、ほとんどの人はその犠牲から目を背けて、目先の利益を優先しますから。
でも、子供がいない私でも、常に未来を優先して考えてるんだし、『地球にとって、人類にとって、子供達の未来にとって正しい事ってなんだろう?』という風に、長期的に物事を考える人がもっと増えて欲しいですね。
『そんなのFXに関係ないよ!』と思われるかもしれませんが、投資家は先見性がないと話にならないし、為替相場みたいな小さな世界ではなくて、もっと地球の未来そのものに目を向けて、ファンダメンタルズを考えるべきではないでしょうか?
『追加緩和織り込み相場』に突入か?
黒田総裁に失望しましたという記事で、『追加緩和が現実味を帯びてくるまでは、円全面安にはならない。通貨によってユニークな動きをしそう』と書いたんですが、最近の黒田総裁は、『景気が下振れたら、躊躇なく追加緩和いっちゃうからね!』という趣旨の発言を繰り返してるし(笑)、もう明言したと捉えるべきでしょう。
という事は、為替相場は基本的に、『金融政策の転換が織り込まれる局面』が最も強いトレンドが出るので、この円安の流れはそう簡単には収まらないかもしれません。
もちろん、今回は『転換』ではなくて、あくまでも『追加』なので、異次元緩和の時のような強いトレンドは出ないだろうし、円全面安でガンガンいく事はないと思うんですが、ドル円やクロス円を値頃感でショートするのは危険だと思います。
それにしても、黒田総裁が、消費税の増税に伴う追加緩和にノリノリな事に、私は失望を通り越してもう呆れてます。
4月の消費増税後に、追加緩和って騒いでるアナリストの見解に対して、『ないない。黒田総裁は緩和では日本経済を再生出来ないって、ちゃんと理解してるよ』と私は考えてたし、実際に予想通り、黒田総裁は増税直後は様子を見てたんですが、今は目先の事しか考えてないようですね。
だから、もし大幅な円安になっても、持続的な株高は期待出来ないだろうし、やはり今の日本は、『スタグフレーション前夜』だと思います。
スコットランドの住民投票Weekだったので、トレードを休みました。
EUR/USD
① -5.4
② -6.4
③ -2.5
④ -0.7
0勝4敗 -15.0pips
FX
ご覧のとおり、今週はまさかの全敗だったし、悲惨なトレード結果になってしまいました。
感覚はそんなに悪くなかったんですが、トレード手法が相場と全く噛み合ってくれなかったので、『ストップを付けた直後や、エントリーポイントの手前で反転する』という展開が何度かあったし、完全に運に見放されたんですよね。
やはりトレードする通貨ペアがひとつだと安定感が低下するし、スコットランドの住民投票による乱高下を警戒して、ポンド円をトレードしなかった事がモロに響きました。
ただ、今週のポンド円はかなり荒い値動きだったとはいえ、ストップが数十pips滑るほどの急変動はなかったし、トレードも十分可能なボラでしたね。
だから、『トレードしとくべきだったかなあ』と思わず考えてしまうんですが、でも、こんなのはあくまでも結果論に過ぎないし、相場に予測不可能なリスクが存在する時は、絶対に前のめりになってはいけません。
もちろん上手くいけば大きく稼げるけど、例え稼げたとしても、そこに持続可能性が存在しないのであれば、いつか必ず痛い目に遭いますから。
やっぱりFXトレーダーは、『風林火山』を地で行くべきですよ。
最高の準備をしてチャンスが来るまでじっと待ち、そして、そのチャンスが来た時に、『バーン!』と勢いよくクリックするのが(笑)、トレードの理想的な形ですからね。
まあ今週は散々だったけど、直近2週間が好調だったお陰で、精神的には結構落ち着いてます。
でも、2週連続のマイナス収支は絶対に避けないといけないし、この週末はいつも以上に準備を整えて、来週の相場に臨むつもりです。
スコットランドと英国の未来
スコットランドの住民投票は、独立反対派が勝利を収めました。
戦争のない平和な世界を実現するには、経済統合・情報革命に加えて、少数民族の独立も凄く大事だし、私は心の底からスコットランドの独立を望んでたので、この結果は物凄く残念です。
独立賛成派が敗北したのは、サモンド首相のリーダーシップの欠如が大きいのかもしれませんが、それに加えて、住民投票のタイミングも大きく影響したと思います。
本来であれば、『通貨はユーロにするべきか?』という議論がもっと活発にされて然るべきなのに、経済が回復基調の英国に対して、ユーロ圏はここ数年厳しいので、通貨に関しては、『ポンドとの付き合い方』ばかりでしたからね。
これから独立しようとしてるのに、『とりあえずポンドとの通貨統合で凌ごう』みたいな後ろ向きな考え方をしてたら、そりゃ無理ですよ。
でも、今回の住民投票によって、スコットランドの人達もこれまで以上に独立を意識しただろうし、『米国よりはマシだけど、英国も基本的に終わってる』と私は考えてるので、あと数年もすれば、英国とユーロ圏の経済状況は逆転して、『英国なんかでやってられるか!』という機運が高まってくると思うんですよね。
もちろん、もう1度住民投票をするのは簡単ではないだろうし、相当な時間と政治的プロセスを要するのかもしれませんが、次は絶対独立を勝ち取れると私は確信してます。
歴史が証明してる通り、どれだけ遠回りをしても、人類は最後には正しい選択をするし、正しい者が絶対勝ちます。
だから私は、『地球と人類の未来にとって正しい事なのか?』という観点から物事の判断を下すんですが、でも残念ながら、こんな風に考える人は少数なんですよね。
正しい事を実現するには、必ず犠牲を伴うので、ほとんどの人はその犠牲から目を背けて、目先の利益を優先しますから。
でも、子供がいない私でも、常に未来を優先して考えてるんだし、『地球にとって、人類にとって、子供達の未来にとって正しい事ってなんだろう?』という風に、長期的に物事を考える人がもっと増えて欲しいですね。
『そんなのFXに関係ないよ!』と思われるかもしれませんが、投資家は先見性がないと話にならないし、為替相場みたいな小さな世界ではなくて、もっと地球の未来そのものに目を向けて、ファンダメンタルズを考えるべきではないでしょうか?
『追加緩和織り込み相場』に突入か?
黒田総裁に失望しましたという記事で、『追加緩和が現実味を帯びてくるまでは、円全面安にはならない。通貨によってユニークな動きをしそう』と書いたんですが、最近の黒田総裁は、『景気が下振れたら、躊躇なく追加緩和いっちゃうからね!』という趣旨の発言を繰り返してるし(笑)、もう明言したと捉えるべきでしょう。
という事は、為替相場は基本的に、『金融政策の転換が織り込まれる局面』が最も強いトレンドが出るので、この円安の流れはそう簡単には収まらないかもしれません。
もちろん、今回は『転換』ではなくて、あくまでも『追加』なので、異次元緩和の時のような強いトレンドは出ないだろうし、円全面安でガンガンいく事はないと思うんですが、ドル円やクロス円を値頃感でショートするのは危険だと思います。
それにしても、黒田総裁が、消費税の増税に伴う追加緩和にノリノリな事に、私は失望を通り越してもう呆れてます。
4月の消費増税後に、追加緩和って騒いでるアナリストの見解に対して、『ないない。黒田総裁は緩和では日本経済を再生出来ないって、ちゃんと理解してるよ』と私は考えてたし、実際に予想通り、黒田総裁は増税直後は様子を見てたんですが、今は目先の事しか考えてないようですね。
だから、もし大幅な円安になっても、持続的な株高は期待出来ないだろうし、やはり今の日本は、『スタグフレーション前夜』だと思います。
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今週は
ユーロ円メインで少し
豪ドルでトレードでした。
しがないさんのアドバイスで
危ない理由は50pipsスベったと
いうアドバイスが腑に落ちたので
自制が働きました。ありがとうございます
18〜9日はトレードを避けまして
ポンドの上げを尻目にやきもきしましたが
最終日も綺麗に条件揃って
利益を得ました。
仰る様に
他通貨を監視はやはり重要です。
一通過だけですとチャンスを
逃がしますね。
違う動きもし
ノイズですのでこれまた厄介です。
ひたすら自分の形まで待ちました。
値頃感でポンド売りたい気持ちを
抑えられた事が勝因で成長を感じた
週末でした。
少しだけ成長しました。
Re: 今週は
私のアドバイスが役立って良かったです。
政治というのは、住んでる人にしか雰囲気はなかなか分からないので、予想外の事が起こりやすいし、実は経済よりも遥かに怖いんですよね。
反対派が勝ったから良かったけど、もし賛成派が勝ってたら、強制ロスカットどころかストップが滑りまくって、資金を追加させられる人が続出したと思います。
私もTAROさんに負けないように、来週は気合を入れて頑張らないといけません。
来週はお互い、良い結果を残せるといいですね。
タイトルを見た瞬間
普通、負のスパイラルに入っちゃいますもん。
今まで色んなトレーダーのブログを読み漁りましたが、結局読み続けてるのは、ここだけです。
即物的な技ではなく、パズルのピースをちょっとずつ拾ってく感覚で読ませてもらってます。
あと、コメント欄の雰囲気が真剣かつアットホームで味わい深いですw
No title
Re: タイトルを見た瞬間
たまに大きく負ける週もあるんですが、感情のコントロールには長けてるので、悪いなりにも損失を小さく留めるのは結構得意なんです。
パズルのピースを拾っていくとは、面白い表現です。
さすがモル作さんですね。
楽器をたしなむだけあって、言葉にセンスがあります。
いやいや、その真剣かつアットホームな雰囲気に、モル作さんもかなり貢献してくれてると思いますよ(笑)
Re: No title
先週は運がなかったけど、『そこまで不運でもなかった』というだけです。
全敗だったんですが、初期ストップでやられまくったわけではないので、損失が小さくて済んだんです。