GBP/JPY
① +2.8
➁ -13.3
1勝1敗 -10.5pips
EUR/USD
① -7.5
➁ +18.8
➂ +19.7
④ +28.4
⑤ -7.5
⑥ -4.9
⑦ -1.9
3勝4敗 +45.1pips
FX
相変わらず満足のいくトレード成績には程遠いものの、今週は一応利益を確保できたので、とりあえずホッとしています。
それに、週前半のユーロドルは、トレード手法と相場が見事に噛み合ってくれたし、ビッグトレードと言うほどではないんですが、私にしては大き目の勝ちを連発できたので、展開としてはラッキーでしたからね。
でも、『メッチャいい感じだし、久しぶりに3桁いっちゃうかも』と週前半は色めき立ってたので(笑)、水曜日以降1勝も出来なかったのは完全に誤算でした。
戦略はかなり良かったんですが、またしてもトレード手法に足を引っ張られてしまって、上手く勝てなかったんですよね。
ただ、今週の利益によって、10月の収支がプラスなのはほぼ確実になったし、これで精神的に随分楽になったので、来週はリラックスして相場に臨めそうです。
それと、先週の記事で、『ストップを移動して損失を小さくする。あるいは利益を確保する事は、長い目で見ればパフォーマンスを高める』と書いたんですが、でも、私は実は、もっと長い目で見れば、ストップを移動しないトレード手法の方が優れてると考えてます。
トレードの才能がある人は、みんな利を伸ばすのが上手いし、『損小利大』を徹底的に追い求めるのが、FXトレーダーとしての理想の姿ですから。
でも、例えストップを移動しない方が優れてても、自分の性格や才能との相性もあるので、『理想と現実の妥協点』を探りながらトレード手法は作らないといけません。
だから、私はトレードの才能が欠如してると自負してるし(笑)、それに専業トレーダーだから、生活費を出来るだけ安定して確保していかないと厳しいので、ストップ移動方式を採用しています。
ビッグトレードに依存するのはリスクが高いし、『1ヶ月で500pips勝つ事もあるけど、300pips負ける事もある』といった波の激しいスタイルだと、精神的にきつすぎますから。
ウィールはまた間違えたのか?
今回はある程度予想が付いてたから、BOE議事録は注目度が低かったんですが、やはり前回と同じで、利上げに投票したのはウィールとマカファーティだけだったし、7対2で金利は据え置かれました。
このブログの読者の方はご存知のとおり、私は米国を、『over』と定義する一方で、英国はあくまでも、『almost over』だと捉えてるので、長期的に見た場合、英国の方が米国よりマシだと考えてます。
だから、『利上げしても、すぐにゼロ金利に戻す。あるいは、そもそも利上げできない』と考えてた米国とは違って、英国に関しては、『1.5%ぐらいまで引き上げる展開』をイメージしてたんですが、でも、この数ヶ月で英国経済は大きく減速したので、私はすでに英国の金融政策の方向性を、引き締めから中立へと変更しています。
まだ殆どのアナリストは、『英国の利上げ時期は2015年の上半期か?』と見通してるみたいだけど、おそらく近い将来の利上げは絶望的ですから。
それにしても、もしこのまま利上げが見送られたら、BOEのウィール委員は、『2011年1月~7月までの期間、利上げ票を投じた』のに引き続いて、今回で2度目の間違いになるわけだし、かなりカッコ悪いですよね。
『経済を何も分かってない』と思われても仕方ないし、BOEの委員を退任した後は、コメンテーターにでも転身して講演でガッツリ稼ぐつもりだったのかもしれませんが、この調子だと全くオファーが来ないのではないでしょうか(笑)
ただ、英語版のウィキペディアでちょっと調べてみたんですが、ウィールはNISER(英国の経済シンクタンク)の理事も務めておられるようだし、老後も心配なさそうです。
インフレ指標でシナリオを描くべき
ファンダメンタルズの活用法という記事でも書いたんですが、戦略の『略』は、実は略すという意味なので、私はシナリオや戦略を描く時は、いつも無駄なものは徹底的に省いて、出来るだけシンプルに考える事を心がけてます。
為替相場には材料が無数に存在するので、優先順位の低いものは省いて考えないと、何が何だか分からなくなりますから。
だから、その時の市場のテーマを自分なりにイメージするべきだし、今の米国は、労働市場の構造変化が意識されてるので、CPIやPCEデフレーター、賃金上昇率といったインフレ関連の指標に注目して、私はシナリオを描いてます。
実際に今週発表されたCPIは、予想をたった0.1%上回っただけにも拘わらず、その後ドルはしばらく堅調に推移しましたからね。
だから雇用統計で発表されるデータでは、『賃金上昇率がドルの見通しに最も影響する』と私は決めつけてるので(笑)、NFPと失業率はほとんど無視してます。
もちろん、指標発表直後はこういった数字に反応するんですが、上述したとおり、米国は労働市場の構造が変わってきてるので、今は賃金上昇率の方が重要ですから。
ただ、CPIや賃金上昇率とは違って、PCEデフレーターは、どういうわけか市場から常に無視されるんですよね。
『PCEデフレーターをインフレ指標として最も重視してる』とFRBは明言してるのに、外為市場からあまり相手にされない理由が私には全く分からないし、PCEが不憫で仕方ありません(笑)
でも、FRBがPCEデフレーターを注視してるのは間違いないので、長い目線でシナリオや戦略を描く時は、やっぱり考慮するべきだと思います。
① +2.8
➁ -13.3
1勝1敗 -10.5pips
EUR/USD
① -7.5
➁ +18.8
➂ +19.7
④ +28.4
⑤ -7.5
⑥ -4.9
⑦ -1.9
3勝4敗 +45.1pips
FX
相変わらず満足のいくトレード成績には程遠いものの、今週は一応利益を確保できたので、とりあえずホッとしています。
それに、週前半のユーロドルは、トレード手法と相場が見事に噛み合ってくれたし、ビッグトレードと言うほどではないんですが、私にしては大き目の勝ちを連発できたので、展開としてはラッキーでしたからね。
でも、『メッチャいい感じだし、久しぶりに3桁いっちゃうかも』と週前半は色めき立ってたので(笑)、水曜日以降1勝も出来なかったのは完全に誤算でした。
戦略はかなり良かったんですが、またしてもトレード手法に足を引っ張られてしまって、上手く勝てなかったんですよね。
ただ、今週の利益によって、10月の収支がプラスなのはほぼ確実になったし、これで精神的に随分楽になったので、来週はリラックスして相場に臨めそうです。
それと、先週の記事で、『ストップを移動して損失を小さくする。あるいは利益を確保する事は、長い目で見ればパフォーマンスを高める』と書いたんですが、でも、私は実は、もっと長い目で見れば、ストップを移動しないトレード手法の方が優れてると考えてます。
トレードの才能がある人は、みんな利を伸ばすのが上手いし、『損小利大』を徹底的に追い求めるのが、FXトレーダーとしての理想の姿ですから。
でも、例えストップを移動しない方が優れてても、自分の性格や才能との相性もあるので、『理想と現実の妥協点』を探りながらトレード手法は作らないといけません。
だから、私はトレードの才能が欠如してると自負してるし(笑)、それに専業トレーダーだから、生活費を出来るだけ安定して確保していかないと厳しいので、ストップ移動方式を採用しています。
ビッグトレードに依存するのはリスクが高いし、『1ヶ月で500pips勝つ事もあるけど、300pips負ける事もある』といった波の激しいスタイルだと、精神的にきつすぎますから。
ウィールはまた間違えたのか?
今回はある程度予想が付いてたから、BOE議事録は注目度が低かったんですが、やはり前回と同じで、利上げに投票したのはウィールとマカファーティだけだったし、7対2で金利は据え置かれました。
このブログの読者の方はご存知のとおり、私は米国を、『over』と定義する一方で、英国はあくまでも、『almost over』だと捉えてるので、長期的に見た場合、英国の方が米国よりマシだと考えてます。
だから、『利上げしても、すぐにゼロ金利に戻す。あるいは、そもそも利上げできない』と考えてた米国とは違って、英国に関しては、『1.5%ぐらいまで引き上げる展開』をイメージしてたんですが、でも、この数ヶ月で英国経済は大きく減速したので、私はすでに英国の金融政策の方向性を、引き締めから中立へと変更しています。
まだ殆どのアナリストは、『英国の利上げ時期は2015年の上半期か?』と見通してるみたいだけど、おそらく近い将来の利上げは絶望的ですから。
それにしても、もしこのまま利上げが見送られたら、BOEのウィール委員は、『2011年1月~7月までの期間、利上げ票を投じた』のに引き続いて、今回で2度目の間違いになるわけだし、かなりカッコ悪いですよね。
『経済を何も分かってない』と思われても仕方ないし、BOEの委員を退任した後は、コメンテーターにでも転身して講演でガッツリ稼ぐつもりだったのかもしれませんが、この調子だと全くオファーが来ないのではないでしょうか(笑)
ただ、英語版のウィキペディアでちょっと調べてみたんですが、ウィールはNISER(英国の経済シンクタンク)の理事も務めておられるようだし、老後も心配なさそうです。
インフレ指標でシナリオを描くべき
ファンダメンタルズの活用法という記事でも書いたんですが、戦略の『略』は、実は略すという意味なので、私はシナリオや戦略を描く時は、いつも無駄なものは徹底的に省いて、出来るだけシンプルに考える事を心がけてます。
為替相場には材料が無数に存在するので、優先順位の低いものは省いて考えないと、何が何だか分からなくなりますから。
だから、その時の市場のテーマを自分なりにイメージするべきだし、今の米国は、労働市場の構造変化が意識されてるので、CPIやPCEデフレーター、賃金上昇率といったインフレ関連の指標に注目して、私はシナリオを描いてます。
実際に今週発表されたCPIは、予想をたった0.1%上回っただけにも拘わらず、その後ドルはしばらく堅調に推移しましたからね。
だから雇用統計で発表されるデータでは、『賃金上昇率がドルの見通しに最も影響する』と私は決めつけてるので(笑)、NFPと失業率はほとんど無視してます。
もちろん、指標発表直後はこういった数字に反応するんですが、上述したとおり、米国は労働市場の構造が変わってきてるので、今は賃金上昇率の方が重要ですから。
ただ、CPIや賃金上昇率とは違って、PCEデフレーターは、どういうわけか市場から常に無視されるんですよね。
『PCEデフレーターをインフレ指標として最も重視してる』とFRBは明言してるのに、外為市場からあまり相手にされない理由が私には全く分からないし、PCEが不憫で仕方ありません(笑)
でも、FRBがPCEデフレーターを注視してるのは間違いないので、長い目線でシナリオや戦略を描く時は、やっぱり考慮するべきだと思います。
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No title
私はストップ移動しない方がトータルプラスのような気がしてますが、バックテスト検証が甘いですし(笑)ストップ移動して刈られた後、反転してリミット超となると負け惜しみもあってストップ移動さえしなければ(+o+)・・・という意識になってるのかもしれません。一方で長く残るには、まず負けない事なのでストップ移動でマイナスを回避出来れば成功トレード、とも思います。ともあれ今週はプラス(^^♪おめでとうございました。ちなみに私も今週はプラス(^^♪でしたが今月は2回しかトレード出来てなくてトータルまだ30pips位です。(>_<)
今週は…
火曜日の
騙しにやられましたがなんとか
残りでプラスにまわれました。
ユーロでやられましたが
ポンドに助けられました。
気になる事があったので週末に検証を重ねてあっと言う間に
二日間過ぎてしまいました。
やっと落ち着いたので
日本シリーズ観て
癒されたいと思います。
日々まだ未知の世界である
専業になり色々と考える毎日です。
お恥ずかしい限りですが
まだ自分にはこれからの夢がまだ
絞りきれてないません。
しがないさんみたいな素敵な夢を
見つけていきたいと思います。
また来週もよろしくお願いします!
Re: No title
ただ、10連敗、11連敗ってなった時に、同じやり方を貫くのは容易ではないですし、妥協したトレード手法を採用しちゃってます(笑)
ありがとうございます。
30pipsでも大したものですよ。
相場の世界は、1年ぐらいだったら運だけで大きく勝てる事があるので、運を実力と勘違いするトレーダーがたくさんいるんですが、大事なのは『勝ち続けること』ですから。
Re: 今週は…
週の前半でやられると、精神的に厳しくなるにも拘わらず、冷静に対処して挽回するなんて流石です。
いえいえ、夢と言うほど大したものではないですよ。
でも、将来の目標があると、より一層専業生活が充実するのは間違いないですし、何か良いものが見つかるといいですね。
私も、今年の日本シリーズには注目しています。
好きな球団は特にないんですが、私はソフトバンクとヤフーの株主なので、ソフトバンクに日本一になってもらって、ヤフーショッピングの優勝セールでガッツリ稼いでもらいたいですから(笑)
No title
専業を続けていらっしゃるしがないさんは本当に凄いと思います。私は兼業と専業を行ったり来たりです。。。(._.)
それでも絶対に引退はしないですけどね!
Re: No title
確かに、『幹』の部分は絶対にブレてはいけないけど、『枝葉』に関してはどんどん変えていくべきだと私は考えてるので、その考え方はちょっと理解出来ないですね。
私はトレードの才能は全くないんですが(笑)、粘り強さが一応持ち味なので、なんとか専業を続けられてます。
継続して勝つのって、本当に難しいですよね。