EUR/USD
ノートレード
FX
今週は残念ながら、私の戦略とユーロドルの値動きが全く合わなかったので、1度もトレード出来ませんでした。
ピボットの使い方はひとそれぞれだと思うんですが、私の手法は、基本的にはサポート①とレジスタンス①でしかエントリーしないので、こんな風に強いトレンドが出ると、なかなかチャンスが巡ってこないんですよね。
だから、今週の戦略は下記のような感じだったので、ショート待ちしてるだけで1日が終わってしまったし、唯一ロングも考えてた火曜日も、結局サポート①までは下がらなかったので、何も出来なかったんです。
月・ショート
火・ショート&ロング
水・ショート
木・ショート
金・ショート
ピボットは凄くシンプルだし、ファンダメンタルズで戦略を描いてる私にとっては、明らかに相性が良いから以前から興味を持ってたんですが、ただ、戦略と値動きが噛み合わなかったら、極端にトレード回数が減る可能性があるので、ずっと避けてたんです。
私は元々、積極的にトレードするタイプではないけど、専業だから出来るだけ安定して利益を確保したいし、それに、こんな風に見てるだけで1週間が終わってしまうと、激しい自己嫌悪に襲われますからね(笑)
でも、こういった事態は当然想定してたし、ピボットを採用する時点で覚悟してたので、この現実を素直に受け入れるしかありません。
ピボット手法で継続して利益を出すには、『チャンスが来るまでひたすら待ち続ける強い意志』が必要だし、自分の戦略と合ってない所で手を出すなんて論外ですから。
ただ、ノートレードに終わったのは残念だけど、米国の平均時給が予想を大幅に下回った事によって、トレンドの転換とまではいかなくても、ユーロドルの下落の勢いは和らぐだろうし、来週はトレードチャンスが巡ってきそうです。
先週2勝して68pips獲れたから精神的には余裕はあるとはいえ、2回ともまだ12月だったから今年はまだ1度もトレードしてないし、来週は是非、2015年初トレードを記録したいですね。
デフレに突入したユーロ圏。QEは確実か?
12月のCPIが前年比-0.2%だったし、ユーロ圏はついにデフレに突入しました。
もちろん、背景には原油価格の急落があるんですが、理由はどうあれ実際にデフレに陥った以上、『様子を見る』なんて悠長な事は言ってられないし、今月22日の理事会で、ドラギはQEに踏み切るのでしょう。
ECB理事会は今年から年8回になるから、一回先送りすると後手に回るリスクが増すし、それに、第一次世界大戦後のハイパーインフレの経験によって、ドイツ人のインフレアレルギーは半端ないとはいえ、ドイツもHICPがデフレ寸前の0.1%まで低下してるので、これだけ下がれば流石に観念するはずですから。
だから問題は、QEの規模とその方法だと言いたい所なんですが、ただ、CPIがマイナスになった一方で、コアは逆に上昇して+0.8%だったので、もしかしたら波乱があるかもしれないし、来週発表される確報値は要注意です。
再び囁かれ始めたGrexit
このGrexitという言葉は、Greeceとexitを組み合わせた造語で、2012年のギリシャ議会総選挙で、緊縮財政に反対するSYRIZAが第2党に躍進した時に話題になったんですが、今月25日に行われる総選挙の世論調査では、SYRIZAがリードを奪ってる事もあって、市場では再びGrexitが囁かれてるようです。
私はギリシャの政治に関しては、いつも見てる海外のFXサイトの記事を読んでるだけなので、あまり知識がないから正直言ってよく分からないんですが、でも、SYRIZAはユーロからの離脱を主張してるわけではないし、そんなに気にしなくていいと思うんですよね。
というか私はむしろ、『ユーロ圏から離脱出来るもんならやってみろ!』と考えてます。
小国にとってはユーロ圏にいるメリットはとてつもなく大きいし、それに、ユーロを失うのはインターネットのない生活に戻るようなものなので、1度失えば、ギリシャ国民もEUやユーロの恩恵に気付くはずですから。
新しい試みは必ず批判されるし、評論家はユーロの負の部分だけを取り上げて騒いでるけど、でも、こういった人達って、『比較する』という概念が欠如してるんですよね。
物事には常に二面性が存在するし、ユーロの良し悪しを論じるのであれば、『それまでと比較してどうか』という視点で見ないといけないのに、導入以前の問題点を全部無視して、文句ばかり言う人には本当にうんざりします。
ただ、私は相変わらず、『単一通貨・ユーロという試みは、地球の進化の方向性に100%合致してるから崩壊なんて有り得ない』と考えてるとはいえ、年初に、ドラギがユーロの構造的欠陥に触れた直後に、こういった材料が出てくると影響は大きいし、ユーロドルの軟調な地合いはまだ続くと思います。
米国の平均時給が大幅低下した事によって、一旦はレンジっぽい動きになりそうだけど、今のユーロドルは金融政策の方向性だけではなくて、崩壊ネタもテーマになってるので、選挙前のこの不透明な時期に積極的にユーロを買う人は、そう多くないはずですから。
ノートレード
FX
今週は残念ながら、私の戦略とユーロドルの値動きが全く合わなかったので、1度もトレード出来ませんでした。
ピボットの使い方はひとそれぞれだと思うんですが、私の手法は、基本的にはサポート①とレジスタンス①でしかエントリーしないので、こんな風に強いトレンドが出ると、なかなかチャンスが巡ってこないんですよね。
だから、今週の戦略は下記のような感じだったので、ショート待ちしてるだけで1日が終わってしまったし、唯一ロングも考えてた火曜日も、結局サポート①までは下がらなかったので、何も出来なかったんです。
月・ショート
火・ショート&ロング
水・ショート
木・ショート
金・ショート
ピボットは凄くシンプルだし、ファンダメンタルズで戦略を描いてる私にとっては、明らかに相性が良いから以前から興味を持ってたんですが、ただ、戦略と値動きが噛み合わなかったら、極端にトレード回数が減る可能性があるので、ずっと避けてたんです。
私は元々、積極的にトレードするタイプではないけど、専業だから出来るだけ安定して利益を確保したいし、それに、こんな風に見てるだけで1週間が終わってしまうと、激しい自己嫌悪に襲われますからね(笑)
でも、こういった事態は当然想定してたし、ピボットを採用する時点で覚悟してたので、この現実を素直に受け入れるしかありません。
ピボット手法で継続して利益を出すには、『チャンスが来るまでひたすら待ち続ける強い意志』が必要だし、自分の戦略と合ってない所で手を出すなんて論外ですから。
ただ、ノートレードに終わったのは残念だけど、米国の平均時給が予想を大幅に下回った事によって、トレンドの転換とまではいかなくても、ユーロドルの下落の勢いは和らぐだろうし、来週はトレードチャンスが巡ってきそうです。
先週2勝して68pips獲れたから精神的には余裕はあるとはいえ、2回ともまだ12月だったから今年はまだ1度もトレードしてないし、来週は是非、2015年初トレードを記録したいですね。
デフレに突入したユーロ圏。QEは確実か?
12月のCPIが前年比-0.2%だったし、ユーロ圏はついにデフレに突入しました。
もちろん、背景には原油価格の急落があるんですが、理由はどうあれ実際にデフレに陥った以上、『様子を見る』なんて悠長な事は言ってられないし、今月22日の理事会で、ドラギはQEに踏み切るのでしょう。
ECB理事会は今年から年8回になるから、一回先送りすると後手に回るリスクが増すし、それに、第一次世界大戦後のハイパーインフレの経験によって、ドイツ人のインフレアレルギーは半端ないとはいえ、ドイツもHICPがデフレ寸前の0.1%まで低下してるので、これだけ下がれば流石に観念するはずですから。
だから問題は、QEの規模とその方法だと言いたい所なんですが、ただ、CPIがマイナスになった一方で、コアは逆に上昇して+0.8%だったので、もしかしたら波乱があるかもしれないし、来週発表される確報値は要注意です。
再び囁かれ始めたGrexit
このGrexitという言葉は、Greeceとexitを組み合わせた造語で、2012年のギリシャ議会総選挙で、緊縮財政に反対するSYRIZAが第2党に躍進した時に話題になったんですが、今月25日に行われる総選挙の世論調査では、SYRIZAがリードを奪ってる事もあって、市場では再びGrexitが囁かれてるようです。
私はギリシャの政治に関しては、いつも見てる海外のFXサイトの記事を読んでるだけなので、あまり知識がないから正直言ってよく分からないんですが、でも、SYRIZAはユーロからの離脱を主張してるわけではないし、そんなに気にしなくていいと思うんですよね。
というか私はむしろ、『ユーロ圏から離脱出来るもんならやってみろ!』と考えてます。
小国にとってはユーロ圏にいるメリットはとてつもなく大きいし、それに、ユーロを失うのはインターネットのない生活に戻るようなものなので、1度失えば、ギリシャ国民もEUやユーロの恩恵に気付くはずですから。
新しい試みは必ず批判されるし、評論家はユーロの負の部分だけを取り上げて騒いでるけど、でも、こういった人達って、『比較する』という概念が欠如してるんですよね。
物事には常に二面性が存在するし、ユーロの良し悪しを論じるのであれば、『それまでと比較してどうか』という視点で見ないといけないのに、導入以前の問題点を全部無視して、文句ばかり言う人には本当にうんざりします。
ただ、私は相変わらず、『単一通貨・ユーロという試みは、地球の進化の方向性に100%合致してるから崩壊なんて有り得ない』と考えてるとはいえ、年初に、ドラギがユーロの構造的欠陥に触れた直後に、こういった材料が出てくると影響は大きいし、ユーロドルの軟調な地合いはまだ続くと思います。
米国の平均時給が大幅低下した事によって、一旦はレンジっぽい動きになりそうだけど、今のユーロドルは金融政策の方向性だけではなくて、崩壊ネタもテーマになってるので、選挙前のこの不透明な時期に積極的にユーロを買う人は、そう多くないはずですから。
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コメントの投稿
なるほど〜
何日かジグザグしそうだな…
ノーチャンスの週は、マイナスが出なかったって事である意味結果オーライですね。
特に今回は前週にがっつり貰った事だしw
おなじく〜
僕も基本自分で引くサポ&レジなので、待ち状態が長くなりますね。なんか今年は難しいのかな〜。。
Re: なるほど〜
そう言って頂けると凄く嬉しいです。
ただ、為替相場は予測不可能ですし、鬼のようにドルが上昇する可能性もゼロではないので、そこん所は自己責任でお願いします(笑)
仰るとおり、強引にトレードして損失を出すよりは、現状維持の方が遥かに良いので、この我慢が来週に繋がると信じて頑張ります。
やはりFXは、自分との戦いですね。
Re: おなじく〜
そうですね。
特に私の場合は専業でやってるので、年が明けて未だにノートレードだと、凄く嫌な気分になります(笑)
でも、ルールを無視するわけにはいかないので、我慢するしかないですよね。
スイスフランが、、、
こんばんわ。
有事のときに世界の人々はどう考え
どう行動するのか?
いろいろ含蓄しているものがあぶりだされたところで、ようやく平和ボケした自分にも今世界で起きていることが実感として感じられるようになってきました。今回のユーロ安は なんか心がざわつきます。
Re: スイスフランが、、、
スイスフランは凄かったですね。
私はこのブログで、スイスフランは危険だとずっと言い続けてたので、この展開は予想通りなんですが、ただ、4000pipsという値幅には流石に驚きました。
1.2防衛ラインをアナウンスした時は1100pipsの暴騰だったのに、まさかの4倍返しですからね。
でも、これはポジションを持ってないから言える事なんですが(笑)、私はユーロについては、相変わらず楽観的なんです。
QE間近というタイミングで、ギリシャやユーロスイスのペッグ廃止といった、マイナス材料が次々出てくるから今は厳しいですけど、しばらくしたら落ち着くと考えてます。