2015年は既に9ヶ月が経過したんですが、未だに年間獲得pipsは540程度に留まってるし、誠に遺憾ながら(笑)、今年は専業になってからの最低記録を大幅に更新する事になりそうです。
これまでの最低が去年の1300pipsなので、上回るには残りの3ヶ月で800pips獲らないといけないし、FXトレーダーのウズラの卵にすぎない私には(笑)、そんなのは逆立ちしたって不可能ですから。
だから、専業としては有り得ない悲惨なトレード成績だし、実は精神的に結構追い詰められてるんですが、ただ、税金や社会保障関連の支出を考慮しても生活費はなんとか稼げてるので、パニックになる程ではないんです。
今年からポンド円と決別してユーロドルに専念したことや、トレード手法をピボットに変えたことは、『目先の利益と引き換えに、それなりの安定感を手に入れるため』だったし、この展開は想定してましたからね。
ユーロドルは最も流動性のある通貨ペアだから、市場の急変に強いからロットを大きくしやすいし、それに新たに採用したピボット手法は、私の性格との相性が凄く良いので、『トレード中のストレスの軽減』という効果をもたらしてくれてますから。
だから、今年は残念な結果になりそうだけど、長期的に見たら間違いなく有益なので、『この一連の変革によって、10年、20年と勝ち続けられる体制が整った』と私は確信してます。
ただ、この変革は私にとっては間違いなく有益なんですが、『安定感なんか無視して、チャンスと感じたらルールを破ってでも踏み込む』のがトレーダーの理想の姿なので、本当は守りに入らない方がいいんです。
相場の世界は、『流れが来てる時にどれだけ稼げるか』が勝負を分けるので、安定感を優先すると、パフォーマンスは確実に低下しますから。
でも、私みたいなFXの才能が全くないトレーダーは、理想を追い求めちゃダメなんです(笑)
感覚に全てを委ねるトレードだと、ハマった時はメチャクチャ稼げるけど、その代わりに不調時には連敗する確率が上がるから、『最大損失』も増加するので、『500pips勝つ月もあるけど300pips負ける月もある』という波の激しいトレード成績になってしまいますからね。
だから、私はそんなタフな日々を送る自信がないので、目先の利益よりも安定感にプライオリティを置いて、『負けにくいトレード手法』を採用したんです。
私は感情的になってルールを破る事は絶対にないけど、でも不調の時期が続くと、『弱気になって踏み込めない→その見送ったトレードが上手くいく→後悔と動揺で感覚が鈍くなる』という負のサイクルに陥るかもしれないですから。
ただその一方で、相場の世界には、『ガチの安定感』は存在しないので(笑)、安定感を過剰に求めすぎるのも逆に危険です。
例えば1日10pipsみたいなノルマを課すと、流れが悪い時やトレード手法が噛み合わない時も無理する事になるので、終わってみれば、安定感とは真逆の結果になりますからね。
だから、天賦の才を持ち合わせていない者にとっては、『それなりの安定感』がベストなので、己の性格や能力、リスクとリターンといったあらゆる要素を考慮して、自分にとって一番具合の良い方法を見極めないといけません。
適当に解説するだけで自らはリスクをとらない評論家とは違って、我々FXトレーダーは食うか食われるかの厳しい世界に身を置いてるので、理想ばかり求めるだけでは絶対に勝ち続けられないですから。
ただ、誤解されるかもしれないから一応断っておきますけど、相場の世界には永遠に勝てるトレード手法は存在しないので、それなりの安定感なんて考え方は、所詮小手先のテクニックに過ぎないし、投資家にとってはファンダメンタルズの方が遥かに大事です。
テクニカルでは、リーマンショックやスイスフランショックのようなブラックスワンを、『予測、あるいは回避すること』は絶対に不可能なので、ファンダメンタルズを疎かにするといつか必ず痛い目に遭いますから。
ノーベル経済学賞は為替相場に通用しないという記事で書いたけど、金融工学、すなわちテクニカルで、マーケットの不変の真理を突き止められると考えてた、ノーベル経済学賞の受賞者を擁したLTCMというヘッジファンドも、計算外の事が起こって見事に破綻しましたからね。
もちろん、ずっと小さなロットでやるんだったら、ファンダメンタルズの重要性は低下します。
1万通貨であれば、もし300pips滑っても損失は3万程度なので、『やられちゃったよ。今月節約しないと。トホホ』くらいの感じで済みますから。
でも、FXで本気で稼ごうと思ったら、ロットをどんどん増加させる必要があるし、そしてロットを増加させるのであれば、リスクを事前に察知するために、ファンダメンタルズをしっかり勉強しなければいけないんです。
スイスフランショックの捉え方で比較すると分かりやすいんですが、私は、『これを予測出来ないと生き残れない』と考えるけど、一方テクニカル派は、『こんなのは滅多にないから大丈夫』と考えるんですよね。
だから結局の所、私とテクニカル派の人とでは見てる時間軸が違うので、常に長期的に考える私のトレード理論は、なかなか理解してもらえないかもしれません。
でも、痛い目に遭ってから気付いても遅いので、1人でも多くの人を救うために、これからもファンダメンタルズの重要性を主張し続けます。
これまでの最低が去年の1300pipsなので、上回るには残りの3ヶ月で800pips獲らないといけないし、FXトレーダーのウズラの卵にすぎない私には(笑)、そんなのは逆立ちしたって不可能ですから。
だから、専業としては有り得ない悲惨なトレード成績だし、実は精神的に結構追い詰められてるんですが、ただ、税金や社会保障関連の支出を考慮しても生活費はなんとか稼げてるので、パニックになる程ではないんです。
今年からポンド円と決別してユーロドルに専念したことや、トレード手法をピボットに変えたことは、『目先の利益と引き換えに、それなりの安定感を手に入れるため』だったし、この展開は想定してましたからね。
ユーロドルは最も流動性のある通貨ペアだから、市場の急変に強いからロットを大きくしやすいし、それに新たに採用したピボット手法は、私の性格との相性が凄く良いので、『トレード中のストレスの軽減』という効果をもたらしてくれてますから。
だから、今年は残念な結果になりそうだけど、長期的に見たら間違いなく有益なので、『この一連の変革によって、10年、20年と勝ち続けられる体制が整った』と私は確信してます。
ただ、この変革は私にとっては間違いなく有益なんですが、『安定感なんか無視して、チャンスと感じたらルールを破ってでも踏み込む』のがトレーダーの理想の姿なので、本当は守りに入らない方がいいんです。
相場の世界は、『流れが来てる時にどれだけ稼げるか』が勝負を分けるので、安定感を優先すると、パフォーマンスは確実に低下しますから。
でも、私みたいなFXの才能が全くないトレーダーは、理想を追い求めちゃダメなんです(笑)
感覚に全てを委ねるトレードだと、ハマった時はメチャクチャ稼げるけど、その代わりに不調時には連敗する確率が上がるから、『最大損失』も増加するので、『500pips勝つ月もあるけど300pips負ける月もある』という波の激しいトレード成績になってしまいますからね。
だから、私はそんなタフな日々を送る自信がないので、目先の利益よりも安定感にプライオリティを置いて、『負けにくいトレード手法』を採用したんです。
私は感情的になってルールを破る事は絶対にないけど、でも不調の時期が続くと、『弱気になって踏み込めない→その見送ったトレードが上手くいく→後悔と動揺で感覚が鈍くなる』という負のサイクルに陥るかもしれないですから。
ただその一方で、相場の世界には、『ガチの安定感』は存在しないので(笑)、安定感を過剰に求めすぎるのも逆に危険です。
例えば1日10pipsみたいなノルマを課すと、流れが悪い時やトレード手法が噛み合わない時も無理する事になるので、終わってみれば、安定感とは真逆の結果になりますからね。
だから、天賦の才を持ち合わせていない者にとっては、『それなりの安定感』がベストなので、己の性格や能力、リスクとリターンといったあらゆる要素を考慮して、自分にとって一番具合の良い方法を見極めないといけません。
適当に解説するだけで自らはリスクをとらない評論家とは違って、我々FXトレーダーは食うか食われるかの厳しい世界に身を置いてるので、理想ばかり求めるだけでは絶対に勝ち続けられないですから。
ただ、誤解されるかもしれないから一応断っておきますけど、相場の世界には永遠に勝てるトレード手法は存在しないので、それなりの安定感なんて考え方は、所詮小手先のテクニックに過ぎないし、投資家にとってはファンダメンタルズの方が遥かに大事です。
テクニカルでは、リーマンショックやスイスフランショックのようなブラックスワンを、『予測、あるいは回避すること』は絶対に不可能なので、ファンダメンタルズを疎かにするといつか必ず痛い目に遭いますから。
ノーベル経済学賞は為替相場に通用しないという記事で書いたけど、金融工学、すなわちテクニカルで、マーケットの不変の真理を突き止められると考えてた、ノーベル経済学賞の受賞者を擁したLTCMというヘッジファンドも、計算外の事が起こって見事に破綻しましたからね。
もちろん、ずっと小さなロットでやるんだったら、ファンダメンタルズの重要性は低下します。
1万通貨であれば、もし300pips滑っても損失は3万程度なので、『やられちゃったよ。今月節約しないと。トホホ』くらいの感じで済みますから。
でも、FXで本気で稼ごうと思ったら、ロットをどんどん増加させる必要があるし、そしてロットを増加させるのであれば、リスクを事前に察知するために、ファンダメンタルズをしっかり勉強しなければいけないんです。
スイスフランショックの捉え方で比較すると分かりやすいんですが、私は、『これを予測出来ないと生き残れない』と考えるけど、一方テクニカル派は、『こんなのは滅多にないから大丈夫』と考えるんですよね。
だから結局の所、私とテクニカル派の人とでは見てる時間軸が違うので、常に長期的に考える私のトレード理論は、なかなか理解してもらえないかもしれません。
でも、痛い目に遭ってから気付いても遅いので、1人でも多くの人を救うために、これからもファンダメンタルズの重要性を主張し続けます。
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No title
しがないさんのブログは大変興味深く毎回最新記事を首を長くして待っています。
今回はFXとは直接的な関係のないことでの相談でコメントをさせていただきました。
現在、私は20代後半になり家庭を築く準備段階に入ってきました。そこで家を買おうと考えています。
2年前の段階で4年後(つまり現在の2年後)までボロアパートに住み頭金をこつこつとためて来ました。
アパートの更新時期になり、改めて考えてみると現在の住宅ローン金利がだいぶ低い(変動で年利0.775程度)のであまり頭金を貯めることに躍起にならなくてもいいのではないかと考えるようになりました。
そこで戸建てマンションを調べてみるとマンションの価格が5年前に比べて高くなっている状況だということがわかりました。
1つには東京オリンピックの影響だとの意見もあり、もう1つには団塊ジュニア世代がマンションを購入し需要が高いとの意見がありました。
家庭を持ち大切な人生の決断であるので自己責任で判断をしなければいけないことは分かるのですがしがないさんの考えを聞けたら大変参考になると考えました。
今後マンションの値段は数年で落ち着いてくるとおもいますでしょうか。
埼玉県の浦和駅周辺を考えております。
お時間がありましたらご教授ください。
Re: No title
もちろん、そのご質問は覚えております。
2月中旬のタイムリミットまで残す所あと4ヶ月なんですが、あの頃に比べれば1.3は現実的になってきましたし、私のシナリオに随分近付いてきたので、ちょっとホッとしています(笑)
いずれにしても、ユーロドルの今後は米国次第になりそうですね。
不動産は、物件によって前提条件が全く異なるので、安易にコメントするのは適切ではないですし、金融や住宅市場のファンダメンタルズについてのみ書かせて頂きます。
日本の金融政策は完全に緩和を向いてますし、それに、少なくとももう一回は追加緩和をすると思うんです。
という事は、金利はさらに下がると考えられるので、基本的には住宅市場は強いはずですし、直近の5年間とこれからの5年間を比べると、上昇ペースは緩やかになるかもしれませんが、上がる可能性が高いのではないでしょうか。
情報革命によって先進国はインフレになりにくくなってるので、金融政策が引き締めに転換するのは、当分先のような気がしますから。
ただ、大暴落クロニクルという記事でも書いたんですが、実体経済の改善を伴っていない上昇なので、金融市場も不動産市場もいずれとんでもない暴落がやってくると思うんですよね。
なので、長期的に考えると少し怖いんですが、でも、投資とは違って自分が住む家ですから、損得を過剰に意識するよりも、『自分や家族にとってどうか』という視点で捉えた方がいいのかもしれません。
楽しみにして下さってありがとうございます。
そう言って頂けると凄く嬉しいです。
No title
しがないさんはファンダメンタルズについてすごく重視されている方なので貴重なご意見どうもありがとうございます。
すごくわかりやすく住宅購入に向けて背中を押されたような気がします。
それから覚えていてくださりありがとうございます。しがないさんは自分の中ではFXの先生というよりは物事の考え方の先生と捉えています。
Re: No title
大きな買い物ですし、100%満足するのはなかなか難しいかもしれませんが、それに近い満足度が得られるといいですね。
先生だなんてとんでもないです。
でも、実は私にとってはFXなんかどうでもよくて、物事の考え方をこのブログのメインテーマに位置付けてるので、真意を理解して頂けると凄く嬉しいです。
こちらこそありがとうございます。
日々のトレードお疲れ様です。
初めて投稿します。宜しくお願いしますm(_ _)m
楽しくブログ読ませて頂いております。
特に【FX専業トレーダーの生活】シリーズ??
が大好きです。
専業を始めた時と現在(いま)とで
生活スタイルやリズムの変化などがあれば
またブログで書いて欲しいです。
自分で自分を律する生活が
ある程度できないと専業生活は無理ですよね?
息長く専業トレーダーとして
やっていけるかどうか
しがないさんが言われている哲学?に
共感している者として
これからもブログ楽しみにしております。
Re: タイトルなし
フリテンさんは、しがない専業生活を気に入って下さってるんですね(笑)
実は、久しぶりに専業生活に関する記事を書こうかなと思ってた所だったので、今すぐというわけではないんですが、おそらく年内には、そういったものをご提供できると思います。
仰るとおり、自分を厳しく律する事が出来ないと、専業を長く続けるのは難しいですし、この能力に多少長けてる事が、トレードの才能が全くないにも拘わらず、私がなんとか生き残れてるひとつの要因なんですよね。
自分で言うのもなんですけど(笑)
楽しんで下さってありがとうございます。