私は以前、英国はEUを離脱しない。ポンドは暴落だけではなくて、暴騰もある危険な通貨という記事を書いた事があるし、国民投票で離脱が決まった当初から、『英国はEUを離脱しない』という主張をしてたのは、このブログの読者の方ならご存知だと思います。

ただ、当時の記事でも書いたんですが、そもそも国民投票で離脱が上回った事が、私にとっては完全に想定外だったので、いつも言い切る私にしては珍しく、絶対に離脱しないとは断言出来なかったんですよね。

だって離脱による経済へのネガティブインパクトを目の当たりにしてもなお、EUの意義を理解出来ないとんでもないバカが、もしかしたら想像以上に多いかもしれないですから。

だから、『万が一もあるのかな』と当初は思ってたんですが、でも、昨今のブレグジットを巡る英国の混迷を見て、やっぱり離脱はないと確信しました。


そして、ブレグジットが頓挫するのであれば、『ポンドは暴騰するリスクをはらんでる』という事になるんです。

交渉は難航してるとはいえ、それでも焦点はまだ、『どんな形の離脱になるか』なので、離脱しない結末を市場が織り込んでるとは到底思えないですから。


ただ、このブログの読者の方なら、私が以前スイスフランについて今回と同じタイトルの記事を書いたのを覚えてるだろうし、そして実際に、記事で披露したシナリオ通りの事が起こりました。

でも今回のポンドに関しては、スイスフランショックのような詳細なシナリオを提示する事は出来ません。


最終的には、EU離脱の撤回に行き着くのは分かってるけど、でも、『どんな過程を経て、どの段階の出来事が最大のショックをもたらすか』を的確に予測するのは不可能ですから。

突然、離脱撤回!ってなるのと、徐々にそういう雰囲気になるのとでは、サプライズ度合いが全然違ってくるし、それに、重大ニュースが流れるのが平日なのか土日なのかによっても、ポンドの値動きは全く異なったものになりますからね。


ただ、離脱までの過程がどんな展開になっても、スイスフランショックほどの破壊的な値動きにはならないと思います。

上述の通り、今のポンドの状況は当時のスイスみたいにシンプルではないので、針が一気に真逆に振り切れる展開には成り得ないですから。


まあとにかく、ポンド相場どうこう以前に英国民のバカさ加減にはホント呆れるし、離脱に投票した連中には、『人生を幼稚園からやり直して、経済をいちから勉強して来い』と言いたいですね。

EUの意義やメリットを理解してないだけでも相当なお花畑なのに、その上、『離脱後のシナリオが何も決まってない離脱案』に投票したんですから。

大阪都構想やTPPを理解してないバカが未だにたくさんいる日本と同じくらい、英国はバカ比率の高い国だとはずっと前から思ってたけど、それでも過半数超えには流石に驚きました。

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お久しぶりです

覚えてないかもしれませんが、2回目のコメントになります。いつも大変参考にさせていただいています。今後もブログの更新楽しみにしています。

Re: お久しぶりです

お久しぶりです。

いえいえ、なかなか個性的なハンドルネームだったので、お名前は憶えております。

ただ、コメントの内容までは覚えてなかったので、過去コメントを検索しましたけど(笑)

楽しみにして下さってありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。

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